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開業前からホテルファンを獲得する秘訣!東急はSNS運用のベストパートナーをいかに見つけたか

 東急ホテルズ&リゾーツ株式会社は、コンドミニアム型の新ホテルブランド「STORYLINE」の第1号店として、2024年春に「STORYLINE瀬長島」の開業を控えている。それに向けて、開業前のファン獲得やコミュニティ醸成を図るために、SNS運用に知見のある制作会社をビジネスマッチングエージェント「Ready Crew(レディクル)」で選定したそうだ。今回は、東急株式会社の担当者にレディクルを使って発注先探しを行った経緯や、実際の利用体験について話を聞いた。

インスタでは沖縄の魅力を、TikTokでは開業準備の様子を発信

MarkeZine編集部(以下、MZ):まず、皆さまの自己紹介をお願いします。

太田(東急):私は、新規ホテルの店舗開発や事業戦略に関わっています。コンドミニアム型(※)の新ホテルブランド「STORYLINE」の第1号店「STORYLINE瀬長島」の開業プロジェクトには2022年から参画。ホテルのコンセプト決めや客層の選定、商品企画などを担当しています。

※分譲ホテルのこと。客室を購入して自らが利用して楽しめるほか、利用しない時は一般向けのホテル客室として貸し出し、その稼働に応じた賃料収入を得る
東急株式会社 ホスピタリティ事業部 アセット開発グループ 太田さくら氏

岩城(東急):私は、STORYLINE瀬長島の開業準備室に所属し、アメニティーや家具の調達、SNS運用などを担っています。開業後は現地でホテリエとして働く予定です。

東急ホテルズ&リゾーツ株式会社 運営統括本部 運営企画グループ ストーリーライン瀬長島開業準備室
兼 東急株式会社 ホスピタリティ事業部 事業戦略グループ 岩城郁氏

MZ:現在、取り組んでいらっしゃるSNS運用について詳しく教えてください。

岩城(東急):InstagramとTikTokでコンテンツを配信しています。Instagramでは2023年6月に投稿を開始し、沖縄・瀬長島の観光スポットや飲食店を紹介するなど、地域の魅力発信に活用しています。一方のTikTokは、ホテル開業に向けて従業員たちが準備を進める様子など、舞台裏を覗けるようなコンテンツを今後配信していく予定です。

Instagramのリール投稿の一部
Instagramのリール投稿の一部

知人に勧められた「レディクル」

MZ:今回、どのような経緯でSNS運用を外注することになったのでしょうか。

岩城(東急):STORYLINE瀬長島のプロジェクトメンバーにはSNSの専門知識を持った人がいなかったからです。

2024年4月11日に開業を予定しているSTORYLINE瀬長島(イメージ画像)

太田(東急):東急グループの他のホテルにはマーケティングや販促を専門とする従業員が通常1名以上いて、彼らがSNS運用も行っています。一方で、STORYLINE瀬長島の場合は、そういった部署ごとの縦割りをなくし、従業員全員が部門横断で働けるよう、皆が様々な業務を兼任します。SNS運用も専任スタッフ制ではなく兼務となるため、一部業務を外注することに決めました

MZ:SNS運用の委託先を探すにあたり、ビジネスマッチングエージェント「ReadyCrew(以下、レディクル)」を用いた理由を教えてください。

岩城(東急):委託先を探すにあたり、グループ会社の知人に良い会社を知らないかと相談したのです。そこで勧められたのが「レディクル」でした。レディクルでは人(コンシェルジュ)を介して条件に合った複数の発注先候補を紹介してくださるので、自分たちで条件に合う会社を探すよりも遥かに効率的だと考え、「活用しない手はない」と思ったのです。

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希望条件を出しやすい密なコミュニケーション

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この記事の著者

古田島 大介(コタジマ ダイスケ)

 1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、エンタメ、カルチャー、web3、NFTなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:フロンティア株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2023/10/18 10:29 https://markezine.jp/article/detail/43436

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