開業までにフォロワー1万人が目標
MZ:実際に発注された感想を、現在のSNS運用の成果と合わせて教えてください。
岩城(東急):発注先企業の方々には企画立案から投稿用の写真や動画の撮影、編集を依頼しています。開業準備で忙しく当社スタッフの手が回っていない状況で、発注先企業の方々が企画から撮影、動画編集まで引き受けてくださっているのは、大変ありがたいですね。また、我々の要求が企画に即座に反映されるので、非常に良好な関係性を築けていると感じています。
岩城(東急):現状の成果としては、運用開始から約2ヵ月でInstagramのフォロワーが700人に達したことが挙げられます(2023年9月時点)。開業半年前にも関わらず日々フォロワーが増加していることは予想外でした。フォロワーの増加率は良好で、STORYLINE瀬長島に興味を持っている人が既にいるのは嬉しいですね。
太田(東急):Instagramのフォロワーを分析したところ、県外のみならず、沖縄の地元の方々も我々のコンテンツを見てくださっていることがわかりました。実は瀬長島は観光客向けのエリアで、地元の方々はあまり訪れないのですが、我々の投稿を通じて、地元の方々にとっても瀬長島の魅力を再発見できているようで、良かったです。今後はプロモーションやキャンペーンなどを行いながら、開業までに約1万人のフォロワー獲得を目指します。
ホテルの世界観とゲストの期待を一致させる
MZ:最後に、SNS活用を含めたマーケティング施策の展望について教えてください。
太田(東急):2024年春のオープンに向けて、2023年10月からは岩城も現地に向かい、本格的な準備を開始します。そこで重要になるのが、私たちが開業後に提供する価値と、お客様がSTORYLINE瀬長島に期待されるものにズレを生じさせないことです。
太田(東急):STORYLINE瀬長島はSTORYLINEブランドにおいて最初に開業するホテルとなります。だからこそ、STORYLINEのブランドストーリーを体現した宿泊施設として、世界観づくりに一層の気配りが求められます。
そのため、SNSのコンテンツのみならず、スプーンやフォークといった調度品の一つひとつから、お客様に「想像していたイメージと違った」などと思われないように、演出や企画を慎重に進めていかなければならないと思っています。その旨は、発注先企業の方々にもお伝えしています。
岩城(東急):私としては、ホテル運営に携わるのは初めてのことなので、開業日が近づくにつれ緊張感が増しています。とはいえ、今後もSNSを通じてお客様に「STORYLINE瀬長島に行ってみたい」と思っていただけるよう、努めたいと思います。
Ready Crew(レディクル)に関するお問い合わせページはこちら
「相場感を知りたい」「リニューアルすることは決まった」など、要件が固まっていなくても問題ございません。お気軽にお問い合わせください。