SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZine Day 2023 Autumn(AD)

AIを活用しCVが10倍になった事例も!MAやCDPの効果を最大化するために必要なこととは?

 デジタルマーケティングが本格化する中、MAを実装し顧客理解を深めるためにCDPを導入する企業が増えている。その一方で、なかなか成果が出ずにもどかしさを感じるマーケターも少なくない。こうした状況をどのように解消すればいいのだろうか。MarkeZine Day 2023 Autumnでは、AI×デジタルマーケティング領域で10年以上の実績を持つAppier Group(エイピア・グループ)の木村近義氏が登壇。成功事例を交えながら同課題を解決する手立てを紹介した。

マーケティングツールを導入しても成果が出ない理由

 デジタルマーケティングの強化に向けMAツールやCDPを導入したものの、効果が現れず、期待していたほど実績につながらない企業も少なくない。Appier Group(エイピアグループ)の木村近義氏は、デジタルマーケティングツールの成果が出にくい原因について次のように話す。

「たとえばMAツールに関しては、多機能で使いにくいといった悩みや、専門知識を持つ人材の不足、自動化戦略やキャンペーンの経験・知識不足に悩むケースが後を絶ちません。またMAツールで配信するための、継続的かつ質の高いコンテンツの作成が困難だったり、パーソナライズされたコンテンツができなかったりという課題や、ROI(費用対効果)の正確な計測ができない、顧客の行動に基づくセグメントやスコアリングのやり方がわからないことなどに悩んでいる企業が増えています」(木村氏)

Appier Group株式会社 エンタープライズソリューション<br />シニアディレクター 木村 近義氏
Appier Group株式会社 エンタープライズソリューション
シニアディレクター 木村 近義氏

 これに対し、テクノロジー由来の課題が多いのがCDPだ。CDPは、1つの顧客IDにあらゆる情報を紐づけて360度で顧客理解を促進する仕組みだが、そもそも顧客データの一貫性を保持することは技術的に難しい。個人情報への配慮から過剰なトラッキングを阻止する目的でクッキーレスやITPに取り組むベンダが増えていることや、ユーザーが常時ログインしているとは限らないのでWeb行動を完全に補足しづらいためだ。

 さらに、大量の顧客行動データから真に意味のあるインサイトを引き出したり、マーケティングに応用させたりするためには、高度な技術力と知識が必要になる。

「こうした専門知識の不足が、デジタルマーケティングの実行を阻害しています。しかしこれらの課題を解決するためAIを活用し、成果を上げている企業もあります」(木村氏)

AIで企業のマーケティングを支援するAppier

 Appier GroupはAI研究者によって2012年に台湾で創業されたセールス・マーケティング領域のAIネイティブカンパニーだ。現在グローバルで17拠点を展開し、2022年12月には東京証券取引所グロース市場からプライム市場へ昇格するなど、国内でも注目度が高い。

 同社は広告ソリューションの「CrossX(クロスエックス)」、広告運用自動化の「AIXPERT(アイエクスパート)」、AI×Web接客の「AiDeal(アイディール)」、MAツールの「AIQUA(アイコア)」、そしてAI顧客データプラットフォーム「AIRIS(アイリス)」など、多数のマーケティングソリューションを提供している。製品の特徴は、新規顧客の獲得からAI×Web接客、エンゲージメント、クロスチャネルのマーケティングオートメーション、ユーザーの分析・予測やCDP分野まで、フルファネルのソリューションのすべてに高精度なAIを搭載していることにある。

 たとえば広告領域では新規顧客獲得のために、機械学習やディープラーニングテクノロジーを活用して、入札の最適化を行い、AIを活用した製品レコメンデーションやクリエイティブの最適化などの施策でROIの向上を実現。一度獲得した顧客のエンゲージメント向上には、ユーザー行動予測に基づくクーポンのオファーやユーザータギングなどでAIを活用し、より成果につながる施策の実行・分析を可能にしている。

 こうした「デジタルマーケティング+AI」のツールを活用することで、これまでマーケティングに悩んできた企業の課題解決につながるという。

次のページ
顧客ロイヤルティーを阻む2つの壁

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
MarkeZine Day 2023 Autumn連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

岩崎 史絵(イワサキ シエ)

リックテレコム、アットマーク・アイティ(現ITmedia)の編集記者を経てフリーに。最近はマーケティング分野の取材・執筆のほか、一般企業のオウンドメディア企画・編集やPR/広報支援なども行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:Appier Japan株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2023/11/15 10:30 https://markezine.jp/article/detail/43842

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング