ドン・キホーテを展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下、PPIH)と博報堂は、リテールメディア事業を行う新会社「pHmedia(ペーハーメディア)」を設立した。これにより、両社のシナジーによるリテールメディアの新たな価値創出を推進していく。
新会社は、テレビからデジタル、店頭まで一気通貫でのコミュニケーションを設計し、PPIHが保有する購買データと博報堂のクリエイティブ力を掛け合わせてアップデート。消費者に最適なコミュニケーションを企画・実行し、メーカーのブランディングと売り上げ向上を実現するリテールメディアの開発・提供を目指す。
具体的には、統合マーケティングソリューションパッケージや、テレビ・デジタル・店頭を連動させたフルファネル型リテールメディア統合商品/効果検証ソリューションの企画・販売を行う。
またマスメディア・SNSと連動した棚作り支援や、新商品開発/テストマーケティング支援ソリューション、および両社のデータ活用ノウハウを活かしたマーケティングソリューションを開発・販売。さらに博報堂のリテールメディアに特化したワンストップ統合窓口「リテールメディアONE」を通じて、pHmedia以外のリテールメディアも組み合わせた統合的な販売も手掛ける。
【関連記事】
・ピースリーとドン・キホーテがサイネージの視認率に関する実験を実施 設置場所や時間帯による変化を計測
・博報堂ら3社、企業やブランドのオリジナルメタバース開発支援の提供を開始 第一弾のテーマは宇宙空間
・博報堂、人間の感覚特性を活用した体験アイデアを創出するソリューションの提供を開始
・noteと博報堂、noteを活用した企業向け新ブランディングサービスの提供を開始
・博報堂と積水ハウス、共同プロジェクトを開始 顧客の生活行動データをAI解析し、住まいのサービス共創へ