博報堂の全社横断プロジェクト「博報堂SDGsプロジェクト」は、1月31日、ネイチャーポジティブ(自然再興)とビジネス機会創出を両立し、企業価値の向上を支援するソリューション「Nature Positive Studio(ネイチャーポジティブスタジオ)」の提供を開始した。
同ソリューションは、「Future Design」「Business Design」「Communication Design」の3つのアプローチを通じて、企業ごとの特徴にあったネイチャーポジティブの実現を目指しつつ、ビジネスの創出を支援するもの。ブランディング、PR、クリエイティブ、メディアなど各領域の専門家が、一気通貫で支援しながら企業価値の向上を目指す。
具体的には、Future Designでは、企業が特に影響をおよぼしうる自然環境への課題を理解を支援。その上で企業・団体がもつアセットと自然資本の視点から、ネイチャーポジティブな「ありたい未来」のシナリオ設計を行う。
Business Designでは、「ありたい未来」から逆算し、ワークショップを通じて現在~中長期で企業がとるべきビジネスアクションを策定する。
Communication Designでは、ビジネスのターゲットと、ターゲットから支持されるストーリーを分析・設計。それを効果的に生活者に伝えながら「ありたい未来」を実現するクリエイティブの開発とコミュニケーション施策の立案・実行を推進する。
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