関東キー局の2023年度決算が出揃い、ほぼすべての局でタイム、スポットともに前年を下回るという厳しい状況が明らかとなった。テレビ局が生き残っていくために、テレビCMセールスの変革は待ったなしの状況だ。テレビ局・広告主ともにWin-Winとなる変革として、筆者が提案するのが「インプレッション取引」への転換である。そのアイデアと仕組みを提言する本連載。最終回となる今回は、インプレッション取引に転換すると広告主企業にはどのようなメリットがあるのか? シミュレーションを行いながら、考察していく。
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横山 隆治(ヨコヤマ リュウジ)
横山隆治事務所 代表取締役
ベストインクラスプロデューサーズ 取締役
トレンダーズ 社外取締役1982年青山学院大学文学部英米文学科卒業。同年、旭通信社(現・アサツー ディ・ケイ/略称:ADK)に入社。インターネット広告がまだ体系化されていなかった1996年に、日本国内でメディアレップ事業を行う専門会社「デジタル...
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楳田 良輝(ウメダ ヨシテル)
株式会社プログラマティカ 代表取締役社長
関西学院大学卒。広告会社で営業部門を経験後、経営及び人事部門でデジタル領域への投資・事業戦略や組織・制度変革等を担務する。メディア部門を担当後、デジタルエージェンシーを経てコンサルティング会社に経営参加。大手広告主に対するマーケティング・コンサルティング業務等に従事する...
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