中小企業の広告主が抱える四つの課題
MarkeZine編集部(以下、MZ):中小企業の広告主が抱えている課題について教えてください。
梁:広告配信を行う際に企業が抱える悩みは大きく四つに分けられます。一つ目が予算の制約です。大企業と比較して中小企業は予算が限られることがほとんどです。その中で広告パフォーマンスの最大化が企業には求められています。
梁:二つ目が、専門知識の習得です。効果的な広告戦略を立てるためには、専門的な知識と経験が必要です。しかし、これらを兼ね備えた人物を採用・育成することは容易ではありません。
三つ目が、Webマーケティングの変化への対応です。特にWeb広告は、トレンドの変化やアップデートが非常に速いです。これに少ない人員で対応するのは難しく、課題を抱えている企業は多いです。
四つ目が、リソースの確保です。上記の課題の対応には、時間的にも人員的にもリソースを新たに確保する必要があります。ですが、そのような余力がない企業が多いです。
私たちは、全国各地に拠点を置き、地方を含む日本全国の中堅・中小企業といったSMB領域でのサポートに特化することで、それらの課題に戦略的かつ専門的なアプローチとサポートを提供しています。
SmartNews Adsで「地域密着型マーケティング」を強化
MZ:中小企業が抱えるこれらの課題を解決するためにソウルドアウトでは、2021年からスマートニュースの広告サービス「SmartNews Ads」を積極的に活用しています。同サービスの活用に注力する理由を教えてください。
上野:注力する主な理由は、地域密着型マーケティングの強化と、幅広いユーザー層へのリーチを狙おうと思った時に強みがあると感じているからです。
上野:SmartNews Adsでは高精度なデモグラターゲティングにより、地方にある中小企業が、地域住民に対する効果的なアプローチを行うことが可能です。これにより、新たな顧客層を開拓するチャンスを作れます。
また、SmartNewsのユーザーは、隙間時間に情報収集をするような情報感度の高い人が多いのも特徴です。そのため、他の媒体ではアプローチできないユーザー層に対して効果的に広告配信ができ、他の広告との差別化も行えます。実際、他の媒体ではうまくいかなかった広告がSmartNews上での配信ではうまくいったというケースも見受けられます。
その上で、低価格で出稿が可能な点も大きなポイントです。先述の通り、中小企業の多くは、広告に対して予算が十分に確保できません。そんな中、限られた予算の中で配信できるのは大きな強みです。予算に対してのインプレッション数やクリック数が他の媒体よりも多く、そのために少ない金額だったとしてもクリエイティブやターゲティングの検証まで行えます。
MZ:「SmartNews Ads」のサービスについて、改めて概要を教えていただけますか?
中村:SmartNews Adsには、運用型広告「Standard Ads」と予約型広告「Premium Ads」があります。その中でもStandard Adsは、少ない予算でトライでき、顧客獲得のハンドリングもしやすいため、ソウルドアウト様にもメインで提案・運用いただいています。
これらの提案・運用を通して、「SmartNews Ads パートナー プログラム」においてソウルドアウト様は、「Gold」ランク認定企業に選定されており、当社との連携を強化しています。
中村:媒体の特長としては、まず配信形態が挙げられます。SmartNews Adsでは、広告のUIがニュースコンテンツと調和した形式になっているため、ニュースを閲読するユーザーに見てもらいやすいです。
そのほか、広告掲載面の形式や場所が多種多様なことも特長ですが、面の質の高さにも着目いただいています。SmartNewsでは、3,000以上の媒体と提携して信頼性の高い情報を提供しています。ゆえに、ブランドセーフティーの観点でも質の高い面で広告を配信することができるんです。