エイベックス・アライアンス&パートナーズと博報堂は、10月8日、音声AR事業での連携を開始したことを発表した。

　同連携は、法人企業向けの集客・販促およびオーバーツーリズム解消を見据えて行ったもの。これにともない、IPを組み合わせた音声ARコンテンツの企画制作からマネタイズまで一貫して運用できる新サービス「SARF+（サーフプラス）」の本格的な提供を開始する。

　具体的には、音声ARコンテンツの制作に加え、コンテンツのマネタイズや、利用者情報の分析アーティスト・タレント・声優などの自社IPを起用したPR・イベントプロモーション、インバウンド施策などを行う。

　これにより、音声ARコンテンツを軸に企業価値の最大化、オーバーツーリズムなどの観光課題の解決、地域のにぎわい創出を目指す。

　第一弾として、2024年10月に開催する「LDH LIVE-EXPO 2024」に同サービスを導入。Osaka Metroに音声ARスポットを設置し、LDHアーティストの音声コンテンツ「LDH LIVE-EXPO SOUND STATION」を、10月11日～27日まで期間限定で提供する。

　今後、両社は、同施策の企業や自治体の集客・販促施策として、インバウンドや大規模施設へ「SARF+」を導入。音声ARの普及促進を図る。

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