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2025年、マーケターが最も注目するトレンドは「生成AI」/最重要課題は「マルチID」への対応

元GMグローバルCMO「生成AIは未来ではなく、今日の礎」

 広告主企業によるデジタルメディアへの投資が引き続き活発であることも、本調査ではわかった。

 ソーシャルメディア、デジタル・ディスプレイ/ビデオ、コネクテッドTV(CTV)は、依然として最も急成長しているチャネルである。背景には、これらのメディアに対する消費者のエンゲージメントと滞在時間の増加がある。

 具体的には、回答者の68%がソーシャルメディア、67%がデジタル・ディスプレイ/ビデオ、55%がCTVへの投資を今後増やす予定である。

 特にソーシャルメディアは目覚ましい成長を遂げており、2022年から2025年にかけて、広告費は21%増加すると予測されている。

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 一方、ラジオ/オーディオは、印刷物やテレビと同様、投資が減少している。大半は現在のレベルを維持すると回答しているものの、これらの分野への予算を増やすよりも減らすと回答した者の方が多かった。

 このデジタル・シフトは、広告戦略を策定し、ターゲット・オーディエンスに効果的にリーチする上で、従来のチャネルに比べて、デジタルとソーシャルメディアの重要性が増していることを強調している。

 本調査結果を受けて、フォーブスのCMO殿堂入りメンバーであり、元ゼネラルモーターズのグローバルCMOであるデボラ・ワール氏はこうコメントしている。

 「生成AIはもはや未来の概念ではなく、今日の広告戦略の礎です。今この瞬間の状況は、自動車業界における電気自動車革命を思い起こさせます。ビジネス戦略とマーケティングプログラムを再構築したブランドは、大きなリターンを得るでしょう」

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この記事の著者

岡 徳之(オカ ノリユキ)

編集者・ライター。東京、シンガポール、オランダの3拠点で編集プロダクション「Livit」を運営。各国のライター、カメラマンと連携し、海外のビジネス・テクノロジー・マーケティング情報を日本の読者に届ける。企業のオウンドメディアの企画・運営にも携わる。

●ウェブサイト「Livit」

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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2025/02/10 07:00 https://markezine.jp/article/detail/48177

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