刃物メーカーの貝印は3月10日、PYRAMID AIと共同で、生成AI技術を活用したブランドムービーを制作したことを発表した。
同ブランドムービーは、日本と欧米の文化を融合させたクリエイティブにより、貝印の国際的なプレゼンスの強化を目指すもの。映像制作に生成AIを活用することで、高コスト・長期間の従来プロセスを改善し、競争力のあるコンテンツを迅速に提供可能にする。

なお、同ムービーは、生成AIの活用により、従来のCG制作時間の最大3分の1以下に制作期間を短縮。短期間・低コストで高品質な映像を制作できるのに加え、商品画像をベースにストーリー性のある表現が可能になった。また、広告クリエイティブの転用やローカライズ対応が容易に。これにより多様な市場への展開も行える。
【関連記事】
・電通デジタル、「∞AI Chat」に分析機能「ナレッジグラフ」と「顧客カルテ」を追加
・AIQと東芝テック、パルのAIチャットサービスにおけるスタッフアバターの感情を表現する機能を開発
・Hakuhodo DY ONE、検索の生成AI枠の影響を調査・分析する「AIO診断サービス」を提供
・KDDI、店舗開発ソリューションにAIアシスタント機能を追加 プロンプトの入力で出店候補地を提案
・洋服の青山、LINE公式アカウントで「青山AIエージェント」の提供を開始 スーツの悩みにAIが回答