キヤノンマーケティングジャパン(以下、キヤノンMJ)は、AI modelとカサナレと共同で、リアルタイムで自然な対話ができる「対話型AIモデル」の実現に向けた実証実験を開始した。
同実証実験で、店舗や施設、観光地などさまざまな接客・案内シーンにおいて、AIで生成された「対話型AIモデル」との自然なコミュニケーションや、次世代の接客体験の創出を目指す。

具体的には、AI modelのモデルを生成するAI技術および高精細な映像技術と、カサナレの自然な対話を可能にするAI技術を組み合わせる。そこにキヤノンMJがユーザーのニーズや満足度の検証などマーケティング活動を通じて、業務負荷の軽減と高品質な接客の両立を図り新たなソリューションの実用化を目指します。
実証実験では、商業施設やショールームなどの実際の現場で「対話型AIモデル」を活用。利用者がどれだけ自然に会話できるか、どのような業務の効率化や顧客体験の向上につながるかを検証する。今後は、観光地や公共機関、企業の受付など幅広い業界への展開を視野に、サービスとしての有効性と提供方法の最適化も調査する。
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