SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2026 Spring

マーケティング最新事例 2026(AD)

CTV広告は「獲得」メディアへ。KLabのCVR176%改善事例に見る、アプリマーケの新定石

 モバイル広告の競争が激化し、CPAの高騰に悩むアプリマーケターは少なくない。そんな中、新たな「ブルーオーシャン」として関心が高まっているのが、コネクテッドテレビ(以下、CTV)だ。CTV広告の在庫の開放が進む今、これまでの「認知」にとどまらない、緻密な「パフォーマンス広告」として活用する動きが始まっている。 今回は、国内でいち早くこの領域に挑んだ、KLabのモバイルゲーム『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』の事例を公開。KLabとマイクロアド、HARS  Global、Adjustの4社に、CTV広告が切り拓く新たな可能性と、「獲得」につなげるための具体的な戦略を聞いた。

なぜ今、CTV広告なのか―日本市場の現状と可能性

──まず、日本市場におけるCTV市場の状況を教えてください。

久保田(マイクロアド):日本のCTV市場は今、大きな転換期を迎えています。視聴者数や普及率が伸びているのはもちろんですが、私たち広告プラットフォーム側として最も注目しているのは「広告在庫のプログラマティック化」です。

 昨今、大手動画配信サービスによる広告付きプランの導入やTVer等の無料配信に加え、「FAST」と呼ばれる広告付き無料リニア配信が台頭しており、プログラマティックに買い付け可能な在庫が急増しています。そのため以前よりも安価に、柔軟に配信できる環境が整ってきています

画像を説明するテキストなくても可
株式会社マイクロアド 新規ビジネス本部 App Marketing Strategy部 部長 久保田裕基氏

──利用者数も在庫も伸びていますが、広告主のCTV広告の活用状況についてはいかがでしょうか?

森下(HARS GLOBAL):当社は、ゲーム・非ゲーム両方のアプリについて、国内外のマーケティングに携わっているのですが、特に日本においては、CTVを活用したプログラマティック広告で、CPIやROASなどの成果指標を詳しく分析する取り組みがまだあまり行われていないのが実情です。

画像を説明するテキストなくても可
HARS Global Pte. Ltd. 代表取締役CEO 森下明氏

久保田(マイクロアド):多くのクライアント様に関心をお持ちいただくものの、パフォーマンス重視での活用には至っていないケースが多いですね。背景として、CTV広告がマスリーチの延長として捉えられていることと、計測インフラが未成熟だった過去の印象が残っていることが挙げられます。

森下(HARS GLOBAL):一方、海外、特に北米のアプリパブリッシャーは、スタンスが大きく異なります。認知獲得の目的ではなく、CTV広告が「獲得メディア」として評価されているのです。

国内先進事例:KLab『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』が挑んだCTV広告

──確かに「CTV広告=認知拡大」と捉える広告主は少なくないと思います。そんな中で、KLabは国内広告主としてはいち早く、CTV広告を活用した新規ユーザー獲得に挑戦したと伺いました。どのような課題感から、この先進的な取り組みを決断されたのでしょうか?

五味(KLab):KLabでは、日本のみならず海外市場の攻略を常に重要視しています。しかし、これまでは計測指標が「インプレッション数」に限られており、実際に認知されたのかさえ不透明でした。さらに、その後の獲得や売上といった「行動変容」までは追えず、数字として明確な成果を示せないことが大きな課題でした

画像を説明するテキストなくても可
KLab株式会社 KLabGames事業本部 プロモーショングループ グループマネージャー プロデュース支援グループ 五味晋太郎氏

五味(KLab):そんな時に、認知予算を使いながらも、インストールや売上効果まで測定できるCTV広告の活用を提案いただきました。国内では前例のない取り組みでしたが、「やってみましょう」と即決しました。

──実証実験の内容と成果を教えてください。

久保田(マイクロアド):今回は、『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』にて、弊社が日本国内において提供しているアプリ特化型のマーケティングプラットフォーム「Jampp(※)」を活用した12日間の短期配信を行いました。

 アプリの周年イベントに合わせ、4ヵ国で配信。Adjustから送られるデータをJamppのアルゴリズムが自動解析し、インストール単価や課金状況を軸にリアルタイムで最適化しました。その結果、機械学習が機能し、前半と後半6日間を比較すると、インストールのCVRが176%、課金CVRも211%改善したのです。

(※)Jamppは、アプリ成長のためのリーディングDSPであり、10年以上にわたり世界中の大手モバイル企業の成長を牽引してきた実績を持つ、アプリ特化型DSPです。日本においては、MicroAdが独占販売権を保有しています。

次のページ
CTV広告の獲得効果を最大化するには?

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
この記事の著者

和泉 ゆかり(イズミ ユカリ)

 IT企業にてWebマーケティング・人事業務に従事した後、独立。現在はビジネスパーソン向けの媒体で、ライティング・編集を手がける。得意領域は、テクノロジーや広告、働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社マイクロアド

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2026/01/30 11:00 https://markezine.jp/article/detail/50148

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング