ウィングリットが一般的な「SNSマーケ会社」や「インフルエンサーマーケ会社」と一線を画す理由
MarkeZine:ここまでウィングリットならではのUGC戦略について詳しく伺ってきましたが、実際に企業のマーケティング活動を支援する際、どのような立ち位置で参画されるのでしょうか?
川上:ウィングリットはUGCに特化した戦略系マーケティングエージェンシーとして、独自のポジショニングを確立しています。私たちが大切にしているのは、UGC×PGCの掛け合わせによるマーケティングコミュニケーションの効率化であり、事業インパクトの最大化です。「PGCの専門家」である大手広告代理店が主戦場とするマス広告の領域と対立・競合するのではなく、同じテーブルに「UGCの専門家」として並び、“スクラム”を組んでPDCAサイクルを加速させています。
当社はUGCのことであれば、戦略・設計といった上流から、施策実行・分析の下流まで、すべての領域を一気通貫で支援可能です。
MarkeZine:一般的な、いわゆる「SNSマーケティング会社」や「インフルエンサーマーケティング会社」との違いがあれば教えてください。
川上:主に2つ挙げられます。1つ目は、「マーケティング領域における中長期的な価値提供」を考慮した、完全自己資本による経営体制です。
多額の資金調達により社外に株主を持つ企業は、往々にして短期間での組織拡大や売上成長を求められるケースが多いでしょう。健全な成長や拡大はまったく問題ないのですが、過剰な売上拡大に重きを置いてしまうことで、クライアントからすると提案から実際の進行において期待値の乖離が発生してしまうケースもありえます。そして、それが現場への過度なプレッシャーや疲労につながることもあるのではないでしょうか。

現状当社は自己資本比率100%の会社であり、上場やM&Aを想定していません。それもあり、過度な売上目標による現場への必要以上のプレッシャーはありませんし、組織も理想とするレベル感を保ちながら、中長期的に形成しています。
また、クライアントへの提供価値向上にリソースをしっかり確保・投下するのはもちろん、同業界の中でも比較的高い給与を用意するなど、社員への還元意識も高く持てていると自負しています。決して派手な特徴ではないものの、こうした会社のスタンスが安定的なサービス提供の土台になっていると感じます。
2つ目は、統合コミュニケーションを理解した上で、戦略から実行まで、UGC領域をフルファネルで対応可能な組織であるという点です。SNSマーケティング会社は、SNSアカウント運用を主体としていたり、インフルエンサーマーケティング会社はインフルエンサーのキャスティングを主体としていたりと、それぞれの領域のスペシャリストとして事業を行っています。
私自身、元々上場したSNSマーケティング支援会社の共同創業者の1人であるからこそわかる部分もあるのですが、特定手法のスペシャリストであるがゆえに、PGCも含めたマーケティングコミュニケーション全体の設計から携わる機会は少ないという実態があります。そのような中、現在当社にはオンライン・オフライン問わず、統合コミュニケーションに従事してきたマーケティング業界歴10年以上のメンバーが揃っています。コミュニケーションの全体像を理解した上で、多様な業種業界に応じて、UGC領域における最適な戦略をフルファネルで設計し、実行・分析・改善まで対応できる人材と組織体制を実現できている――ここにウィングリットの独自性と優位性があると感じます。
UGCはPGCと双璧をなすマーケティングのコアへ
MarkeZine:プロフェッショナル集団であるウィングリットには、具体的にどのようなバックグラウンドを持つ人材が集まっているのでしょう?
川上:当社には大きく分けて、「ビジネスプロデューサー」と「コミュニケーションプランナー」という2つの職種が存在します。ビジネスプロデューサーは広告代理店やPR会社、SNSマーケティング会社出身の経験者を中心に構成されています。また、コミュニケーションプランナーは前述のメンバーに加え、SNSコンテンツや様々なトレンド情報に興味関心が高いという前提の上で、アパレル販売員やウェディングプランナー、人材サービスや出版社など、「人とのコミュニケーションが好き・得意とする人材」を、特定の業種にこだわらず未経験でも採用しています。
MarkeZine:読者の中には、経験が活かせるビジネスプロデューサーの仕事に興味をもつマーケターもいるかもしれません。ビジネスプロデューサー職において、どのような人材を必要としていますか?
川上:広告代理店やPR会社、制作会社、SNSマーケティング会社でクライアント対応をされていた方などは相性が良いと思います。また、UGC領域でのフルファネルマーケティングへの興味はもちろん、「ピープルベース」のマーケティングの可能性を感じている方には、非常に良い環境ではないかと感じます。ウィングリットなら、昨今需要の高まるUGC領域の専門性を磨き、新たなチャレンジにつなげる機会を提供できると思います。
MarkeZine:最後に今後の展望をお聞かせください。
川上:UGC領域における戦略的なマーケティングエージェンシーとして、これからも企業のマーケティング課題をUGCという観点から支援させていただきます。
私たちが掲げている言葉に「UGC Driven.」というものがあります。前半の話につながりますが、今後UGCの重要性はさらに増していくと考えています。ただし、PGCとUGCはどちらも大切であり、それぞれマーケティング上において異なる役割を担います。
まだまだペイドやオウンドというメディアベースの発想が主流の中で、UGC領域において戦略的かつフルファネルで対応できるマーケティングエージェンシーとして、様々な企業のみなさまへの価値提供に努めていきたいです。
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