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今すぐはじめる実践モバイルSEO

【モバイルSEO】暇つぶし目的でのモバイル検索ユーザー

「暇つぶしサイト」に関する検索結果とSEO対策状況

 図1でピックアップしたように、「暇つぶしサイト」を探すユーザーは、“ゲーム”というキーワードで多く検索を行っている。では、“ゲーム”で検索をした際にユーザーのニーズにマッチしたサイトは表示されているのであろうか。各キャリアの公式検索にて調査した結果が、以下である。

図2 “ゲーム”での検索結果(8月29日時点)
図2 “ゲーム”での検索結果(8月29日時点)

 各キャリアとも、おおかたゲームサイト(上記表ピンク地箇所)が上位表示されている。これは、各サイトともにほぼSEOができており、ユーザーニーズにマッチしている検索結果といえる。

 ドコモのiMenu公式検索では、キャリアが提供しているiMenu内のゲーム特集ページが1位に表示されているが、通常のキーワードではこのようにキャリアの提供しているページが上位に表示されることはほとんどない。ドコモでキャリアの提供ページが上位に表示されたのは、ゲームコンテンツに対するユーザーニーズが非常に高く、キャリア側がニーズに対応したゲーム特集ページを提供しているためと考えられる(他に、着うたなどを特集したiMenu「ミュージック」、動画を特集したiMenu「動画」に同様の例がある)。

 また、携帯小説を探していると考えられる“小説”の検索結果は以下のようになった。

図3 “小説”での検索結果(8月29日時点)
図3 “小説”での検索結果(8月29日時点)

 こちらに関しても、ほとんど携帯小説サイト(上記表ピンク地箇所)がヒットしており、ユーザーのニーズにマッチしている状態といえる。こちらに関しても、各サイトともにほぼSEOができており、「暇つぶしサイト」のSEOは比較的十分に行われていると言えるだろう。

 では、次に携帯電話だけでは完結しない「リアルでの暇つぶしスポット」の検索状況はどのようになっているのであろうか。

次のページ
「リアルでの暇つぶしスポット」に関する検索結果と対策状況

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この記事の著者

モバイルSEO事業部 事業部長 佐藤竜也(モバイルSEOジギョウブ ジギョウブチョウ サトウタツヤ)

大学1年次よりインターンとしてフラクタリストに参画。インターン時代は営業やマーケティングを経験した後、社長室(現在は廃止)の立ち上げに携わり、上場準備や広報、新規事業を担当。 2006年モバイル検索エンジンの広がりに可能性を感じ、モバイルSEO事業を立ち上げを主導。コンサルタント、シニアコンサルタントを経て、200...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2008/10/22 12:00 https://markezine.jp/article/detail/5603

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