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再び注目が集まるOpenID これからの展開をmixiの動きから読み解く

2008/10/22 19:00

 今年にはいり、再びOpenID熱が高まっている。OpenIDとは、サイトを越えて使用できる「認証システム」と「そのシステムで利用できるID(identification)」のことだ。大手SNSサイト「mixi」の動きから、今後の展開を占ってみた。【連載バックナンバー】

mixiが対応したことでOpenID熱が高まっている

 2008年8月20日、株式会社ミクシィはOpenIDへの対応を発表した。(参考:プレスリリース)これをひとつのきっかけとして、日本のウェブサービスでOpenIDの注目が高まっているようだ。OpenIDに関しては、これまでもYahoo! Japanが2008年1月にIDの発行を開始するなど、今年に入って徐々に存在感を増していた。(参考:プレスリリース

 これは、2007年末にセキュリティなどの面で改良された新しい仕様「OpenID 2.0」が公開されたことによる。(参考:OpenID 2.0…Final(ly)!)Yahoo! Japanとミクシィが対応したのもOpenID 2.0であるし、この10月6日にはNECビッグローブもOpenID 2.0に準拠した「BIGLOBE OpenID」の発行サービスを開始した。(参考:プレスリリース

 このようにOpenID 2.0に準拠したIDを発行するサービスが増えるなかで、ミクシィの「mixi OpenID」がとくに注目されるのは、より大きな「mixi Platform」という枠組みの第1弾として発表されたことにある。プラットフォームということで引き続き第2弾以降もいろいろと壮大な計画があるようだが、現時点で重要なことは、mixi内での人間関係、つまり「マイミク」と「コミュ」というmixiのなかでの人とのつながりを、mixiの外のサイトから利用できるようになっていることだろう。

 例えば、シックスアパートが提供しているブログ構築ソフト「Movable Type」では、ミクシィの発表と同日にさっそく「mixiCommentプラグイン」を公開している。(参考:プレスリリース)Movable Typeを使って構築されたウェブログにこのプラグインを導入すれば、ブログの記事へのコメントを自分のマイミクにだけ許可するといったことが可能になる。Movable Type以外にも、mixiのなかでの人のつながりを利用できるサービスがすでにいくつかリリースされている。ここでまとめて見てみることにしよう。(これを「ソーシャルグラフ」という)

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