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リピートの魔術師が指南!マーケティングROI劇的向上塾

【儲かるネット通販】セールスメールも見た目と性格が9割

ではどのような“見た目”にすべきか

 メールを開封する前の見た目については、前回のコラムで「タイトル/送信者情報」などの解説をしたので、今回は開封後の“見た目”について、悪い事例を元にどのようにすべきかを説明する。

“見た目”の悪いセールスメールの事例

ひと目で破棄したくなるメール例
 

“見た目”の悪いセールスメールの条件

  • 絵文字や装飾文字が多様されており「いかにもセールス」という印象を与える
    ただのメーリングリスト先に広告としてメールを送信する場合は仕方がないが、絵文字や装飾文字は、なるべく“ここ一番”のアピールポイントのみに使用する。
     
  • URLの貼り付けが多く「いかにもセールス」という印象を与える
    これも広告として送信する場合は仕方がないが、リンク先は“顧客の納得する文言”とセットで記載すべき。加えて、いろいろなリンク先が張られていると、顧客の意欲は分散されてしまい、申込みにいたることなく脱落することが多い。
     
  • だらだらと長い文で記載されており、ポイント捉えずらい
    “見た目”のよいメールは、顧客に伝えるべき“ポイント”が行頭にきており情報の概要がすぐに理解しやすいよう記述されている。
     
  • キャンペーン名や商品名がいろいろ出てくる
    クロスセルという言葉は、大変魅力的な言葉だが、特に“見込み客”相手には、複数のキャンペーンや商品を紹介すべきではない。顧客の意欲を分散させすぎてしまい、結局のところ申込みにつながらない。ここは最もセールスすべき商品にターゲットを絞って、きちんと顧客を納得させることに注力することが重要。

 以上のような“見た目”部分をクリアして、やっと顧客の意識は「メールの内容を読む」段階に進む。

次のページ
次に必要なのはパーソナライゼーション(個性化・個人化)

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この記事の著者

本松 慎二郎(モトマツ シンジロウ)

1977年福岡生まれ、福岡育ち。
西南学院大学法学部卒業後、福岡銀行に入社。その後、accenture、株式会社アサツーディ・ケイ(ADK)にて、クライアントの売上げ・生産性向上を軸としたコンサルティング業務に従事。現在は通販王国と言われる九州において、インターネット広告を中心とした総合プロデュースおよびコンサルティ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2009/02/10 11:00 https://markezine.jp/article/detail/6371

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