手間いらずになるための2つの方法
URLをベースに集計する
1つの方法はURLでどのコンテンツかが分かるように指定しサイトを構築する方法があります。つまり、解析ツールに●●●/●●●/●●●というURLを指定することで、その通過したセッション数を集計し分析に活かすことができます。
特集Aの場合、tsuhan/topics/coat_spring/を指定すれば、特集Aを通過したセッション数が合算してカウントできますし、特集とランキングの比較などを行いたい場合は、tsuhan/topics/という形でURL指定の範囲を変えれば、集計対象が変わります。
コンテンツをグルーピングする
例えば、図5のようにURLではコンテンツをひとまとまりにできない場合は、この方法を使って集計を行います。
多くのモバイルサイトの場合、CMSなどでページを動的に吐き出していたりコンテンツ同士にリンクを貼り、連携を取っていることが多いので、URLでまとめられないケースが多いと思います。解析ツールによっては、URLに関係なく「あるまとまり(図5だと黄枠内)を1つのコンテンツとして集計してね」という設定が可能なので特集Aの集計も簡単に行えます。
次回は、モバイルアクセス解析において、見るべき指標とその意味、見るべきタイミングなどについて解説します。

