ミクシィは2008年度第3四半期(2008年10月~12月)の決算発表を行った。第3四半期の売上高は、30億9100万円(前年同期比18.2%)、営業利益は9億5000万円(同3.3%増)、純利益は4億5700万円(6.9%減)となった。SNS「mixi」 では、広告出稿意欲の減退、特に人材・金融業界を始めとした一部業界の景況感の著しい悪化に伴い、広告収益に悪影響が出始めている。
さらに、2008年7月に開始したmixiの新音楽サービスのユーザー課金収益の伸びが想定を下回っていること、モバイルコンテンツ課金の売上計上方法の変更によって売上の見込みが減少したことが響いた。
このため、前回の通期業績予想では130億円だった売上高を120億円に修正。コストの見直しによって、営業利益は38億円から40億円に、純利益は20億5000万円から21億円に上方修正している。
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