博報堂と博報堂テクノロジーズは、広告効果の最大化を目指す博報堂のメディアビジネスモデル「AaaS」において、Amazonのファーストパーティーインサイトを活用した新ソリューション「Jitsulog Chat(ジツログ チャット)」を開発した。
同ソリューションでは、個人が特定されない形で抽出された購買やストリーミングなどの履歴データをもとにAIペルソナを生成し、チャット形式で対話できる。AIペルソナとの対話を通じて生活者の率直な意見や価値観を抽出し、自社顧客や競合顧客、実際に対象商品カテゴリーの商品を購入した生活者のニーズや価値観、商品選択の背景にある意識などを、解像度高く把握することを可能にする。

これにより、従来CRMや店頭販促が中心だった購買ログの活用領域をマーケティングの上流工程へ拡張。ブランドポジショニングやコミュニケーション戦略の策定に加え、コピー案に対するAIペルソナの反応確認といったクリエイティブの企画検討にも活用していく。さらに、施策により購買に至った層をベースにAIペルソナを再生成することで、施策前後の差分を分析した継続的なPDCAサイクルの運用を支援する。
なお、ソリューションの中核となる実購買ログに基づくAIペルソナ生成とチャットボット化技術は、博報堂が特許を取得している。
【関連記事】
・博報堂メディア環境研究所、生活者を情報の取り入れ方で7タイプに分類 最大勢力は「空気読み同調タイプ」
・博報堂、エージェンティックコマース領域の統合ソリューションを始動 第1弾として企業の対応状況を評価
・博報堂DYグループ、独自AI評価指標を活用しインフルエンサーマーケティングのプランニングを支援
・買物への生成AI利用、4人に1人に拡大 最終判断の委託意向は6割に【博報堂買物研究所調査】
・博報堂、Google「Audience Insights API」とのシステム接続を開始
