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MarkeZine Day 2026 Autumn

BtoB Synergy FORUM 2026(AD)

トップセールスの思考をAIで再現!新入社員でも真の顧客理解ができるようになるフレームワーク

 BtoB企業において、真の顧客理解が一部のトップセールスに閉じてしまい、再現性が生まれない課題は多い。「BtoB Synergy FORUM 2026」に登壇したSALESCOREの中村俊一氏は、その要因が「情報×解釈」の構造化の難しさにあると指摘。トップセールスの思考プロセスを紐解き、情報を構造化した上で顧客理解にAIを活用する要諦を解説した。本稿ではその内容をレポートする。

営業活動の本質は「最もあり得そうな困りごとの予想」

 中村俊一氏は、セールスイネーブルメントプラットフォーム「SALESCORE(セールスコア)」を提供するSALESCOREで、CHROを務めている。

SALESCORE株式会社 執行役員 CHRO 中村俊一氏
SALESCORE株式会社 執行役員 CHRO 中村俊一氏

 冒頭「真の顧客理解は、なぜ一部の人間に閉じてしまうのか」という問いに対し、中村氏は極めてシンプルな結論を提示する。

「顧客理解を全社に広げることは、再現不可能に近いほど難しいからです。一部の人に閉じてしまうこと自体は構造上あたり前のことであり、それ自体を責めることはできません」(中村氏)

 BtoB企業の現場では、分業化が進むことで各職種の専門性は高まる一方、部門ごとの部分最適が起きやすくなっている。かつてのように、1人の営業担当者が飛び込み営業からテレアポ、商談、カスタマーサクセスまで一気通貫で担当していた時代は、顧客の全体像や課題の変化を体感しやすかった。

 しかし、プロセスの細分化が進んだ現代では、マーケティング、インサイドセールス、フィールドセールスがそれぞれの持ち場で異なる顧客情報を取り扱う。その結果、本来最も重要であるはずの「顧客の問題理解」や「解決策の理解」という共通言語が失われ、情報が分断されてしまうのだ。

 社内を見渡せば「あの人に聞けば顧客のことがすべてわかる」というハイパフォーマーは存在する。しかし、その人物が持つ顧客理解は言語化されないまま暗黙知となりやすい。中村氏はCHROの立場から「研修や教育だけでベテランが長年培ってきた暗黙知を再現させることは難しい」と話し、組織的な解決策の必要性を訴える。

 では、顧客理解に優れ、高い成果を上げ続けるハイパフォーマーの頭の中では何が起きているのだろうか。中村氏は「営業活動の本質とは、与えられた情報から最もあり得そうな困りごとを予想することである」と定義する。

 営業活動のプロセスにおいて、準備段階では公開情報や過去の接点履歴から仮説を立てる。テレアポで直接ヒアリングを行うことで情報が増え、初回商談に進むと顧客の真意や関係者の情報が得られる。このように、商談が進むにつれて情報量が増え、顧客の困りごとに対する予測(推論)の精度が上がっていくのが営業のメカニズムだ。

ハイパフォーマーの頭の中では何が起きている?

 ここで中村氏は、とある企業のトップセールスが実践していた思考プロセスを一例として挙げる。

とある企業のトップセールスが実践していた思考プロセス
とある企業のトップセールスが実践していた思考プロセス

 多くの組織では「顧客に電話をかけなさい」「ニーズを聞き出しなさい」といった行動の指示やトラッキングのみを行いがちだ。しかし、成果を分けているのは行動そのものではなく、行動の裏側に存在する莫大な情報と、個人の経験に基づく解釈の組み合わせなのである。

「1つの仮説の背景には、これだけの情報と解釈の連鎖が存在しています。トップセールスは脳内でこの推論を膨大に積み上げて行動しています。SFAなどを用いれば、行動の量を揃えること自体は難しくありません。本当に難しいのは、その裏にある情報と解釈、すなわちコンテキストを組織全体に再現させることなのです」(中村氏)

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顧客の課題の源泉を紐解くフレームワーク

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:SALESCORE株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2026/09/04 11:00 https://markezine.jp/article/detail/77359

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