「より良い未来」を届けるサントリーの挑戦
──サントリーはこれまでも多様なIPとのコラボレーションをしています。今回の「サントリー天然水 アートラベル」の狙いは何でしょうか?

金田:IPコラボには著名なキャラクターなどとコラボして、ユーザーの間口を広げる側面もありますが、今回はIPの力を借りながら、ブランドとしてのメッセージをしっかりと伝えることを強く意識した取り組みです。実はサントリー天然水のラベルにIP(アート作品)を載せるのは初の試みです。
サントリーは「水と生きる。」を掲げ、100年先の水を育むというビジョンのもとに、水資源を未来につなぐための活動を続けてきました。「より良い未来」のために確固たる思いでアクションを続けているというメッセージを、強くインパクトをもって世の中に伝えたいという思いがありました。ミネラルウォーターは様々な方が手に取れる商品です。だからこそ、「サントリー天然水」は伝えたいメッセージをシャープに伝えていくことが重要だと考えています。
──「より良い未来」というメッセージについて、もう少し詳しく教えてください。
金田:すべての人が生きていく上で欠かせない水を、私たちは社会インフラとも捉えています。「サントリー天然水」は「人と自然の『生きる』をつなぐ、つなぎ続けるブランドである」という核を持っています。100年先の水をサステナブルに供給し続けるという部分を含め、「生きるをつなぐ」「より良い未来をつくる」ということが非常に重要なメッセージです。
──そのメッセージを伝えるパートナーとして、ヘラルボニーを選んだ理由は何でしょうか。
金田:水とアートの相性の良さがありました。そして何より「異彩を、放て。」をミッションにするヘラルボニーさんは、アートを通じて生涯のイメージ変容に挑戦しています。「新しい文化を作る」「より良い未来を作る」というメッセージが、私たちの見据える未来とのシナジーを生むと考えたからです。
水という身近なインフラを通じた「社会実装」を
──ヘラルボニーにとって、今回の取り組みはどのような意味があるのでしょうか?
大門:ヘラルボニーには、作家の表現を追求したプロダクトを送り出すブランド事業と、企業様とともに障害のある人との接点を社会実装していくコラボレーション事業があります。
「サントリー天然水」は身近で手に取りやすい商品です。購入ハードルの低い商品にアートを実装することで、ヘラルボニーの契約作家が手掛けた作品が広く軽やかに届き、社会に対してインパクトがある状況を作れると考えています。
──今回の取り組みにおける目標やKPIを教えてください。
金田:定性的な目標としては、お客様から「サントリー天然水って未来のことを考えているブランドなんだ」と感じていただくことです。定量的なKPIとしては、新規のお客様の流入をひとつの目標にしています。ミネラルウォーターは選択肢が多い一方で、「どれも同じ」と思われがちな商品です。あえて「サントリー天然水」を手に取っていただくことを狙いました。
