なぜSmartNewsを?スマホの「ながら見」への課題感
MarkeZine:はじめに、サントリーの広告コミュニケーションに対する考え方と、SmartNews Adsを積極的に活用されている理由を教えてください。
野口:サントリーの宣伝活動の根幹には、単に商品を知っていただく以上の強い思いがあります。メーカーとして商品を売るだけでなく、その商品があることで生活が豊かになる「シーン」を作り出すこと。こうした体験の積み重ねを通じて、ブランドの魅力を深く理解していただき、最終的にはファンになっていただくことを目指しています。
その実現において、SmartNews Adsを活用しているのは、ユーザーの「視聴態度の質の高さ」に魅力を感じているからです。じっくりとコンテンツに向き合うユーザーが多いという特長は、商品の魅力だけでなく、ブランドの世界観までを深く届ける上で、非常に強力なアドバンテージになると考えています。
MarkeZine:テレビとスマホを同時視聴するような「ながら見」は無視できない問題となっていますから、視聴態度の良さはたしかに重要ですね。
野口:ええ。以前、ながら見の実態について調査した際、ながら見をしている層は広告への関心が極めて低く、広告効果も著しく低下することがわかりました。その点、SmartNewsは専念視聴率が高く、情報が氾濫する昨今のメディア環境下でも、広告を「確実に届けることができる」媒体だと認識しています。
佐川:ありがとうございます。2025年にマクロミル社と実施した調査では、テレビや大手デジタルメディアと比較して、SmartNewsの利用ユーザーは「専念視聴している=ながら見しない」ことを示す専念視聴度合いが79%という結果となり、テレビ利用ユーザーの48%や他大手デジタルメディアのスコアと比べても顕著に高く出ました。

ニュースメディアという性質上、SmartNewsには「今日はどんなニュースがあるか」「昨日のあの試合の結果はどうだったんだろう?」などと明確な目的を持って、アプリを開いてくださる能動的なユーザーが多くいます。我々SmartNews Adsの強みは、このようなインサイトを持ったユーザーにリーチできることであり、改めて今回の調査で実証することができました。
業界大手企業の声をもとに、マーケットが求める広告プロダクトを開発
MarkeZine:今回は、さらに発展的な取り組みとして、サントリー×SmartNewsで広告プロダクトを共創されたと聞きました。これについて、詳しくうかがえますか?
佐川:前提として、SmartNewsはクライアントの声(VoC:Voice of Customer)をとても大事にしています。というのも、SmartNews固有の強みを広告プロダクトで体現していこうとするとき、自分たちだけで考えるとどうしても視野が狭くなってしまいます。ですから、広告主の皆さまが抱える課題やニーズに耳を傾けることを重視しています。
サントリー様のように業界をリードする企業の声は、マーケットが求める広告プロダクトを開発するための貴重なヒントであり、当社×広告主様×エンドユーザーと価値提供の循環をつくることにも繋がると考えています。
また、今回の共創が実現したのには、新たな挑戦を歓迎するサントリー様の社風も大きく関係していると思います。
野口:いわゆる「やってみなはれ」の精神ですね。サントリーには覚悟を持ってチャレンジすることが文化として根付いており、日頃の広告活動にもそのような姿勢で向き合っています。

