SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

BtoB Synergy FORUM powered by MarkeZine & SalesZine

MarkeZineニュース

博報堂メディア環境研究所、生活者を情報の取り入れ方で7タイプに分類 最大勢力は「空気読み同調タイプ」

 博報堂のメディア環境研究所は、20代~60代の生活者を対象に、「これまで興味・関心のなかった新たな情報」と出会い、関心を持つ際の意識や行動に関する調査を実施した。

 情報を取り入れる際の態度を39項目聴取した結果、生活者の情報の取り入れ方は「文字優先か/映像優先か」「世間の話題などの外部刺激優先か/自分の納得優先か」という2つの軸で大きく分かれた。この2軸をもとにクラスター分析を行い、新しい情報の取り入れ方におけるタイプを7つに分類した。

「新しい情報の取り入れ方」7つのタイプ詳細

【クリック/タップで拡大】

タイプ1:SNSで先取りし流行を発信「先進先取活発タイプ」

 タイプ1は全体の9.6%(推計692万人)を占め、流行への反応力が非常に高く、SNS発の情報を起点に行動。推しの影響を受け、人にもお薦めするなど、購買起点としても拡散ハブとしても機能する。

  • 「流行・トレンドは積極的に取りに行く」81.5%(全体比+51.8ポイント)
  • 「SNSのタイムラインで盛り上がっていると気になる」73.6%(+38.3ポイント)
  • 「新たな情報の入り口はテキスト型SNS(Xなど)」23.7%(+7.6ポイント)
  • 「新たな情報の入り口は画像SNS(Instagramなど)」26.2%(+5.9ポイント)
  • 「新たな情報の入り口は画像SNSショート動画」20.8%(+8.6ポイント)
  • 「推しがすすめていると買ってしまう」47.6%(+25.2ポイント)
  • 「自分がすすめた商品を家族・友人が実際に利用した」62.0%(+21.3ポイント)

タイプ2:最大勢力の周囲に置いていかれたくない「空気読み同調タイプ」

 タイプ2は全体でトップの21.3%(推計1,533万人)を占めており、「取り残されたくない」意識が突出している。周囲との同調を重視し、文字で要点を手早く把握したい意向が見られ、情報に触れるだけで深くは調べない傾向もあった。

  • 「世間の話題に取り残されたくない」34.6%(全体比+10.5ポイント)
  • 「知っておかないと取り残されると感じる」32.4%(+11.6ポイント)
  • 「同じ情報を得るなら文字の方が楽(速い)」59.9%(+20.6ポイント)
  • 「文章による説明の方が頭に入る」57.1%(+18.9ポイント)

タイプ3:テレビと会話・店頭でヒット情報を確信し動く「メジャー確信反応タイプ」

 タイプ3は全体の18.1%(推計1,301万人)で、映像中心でテレビを重視。情報の入り口としてリアルな会話や店頭、画像中心SNSも重視。「みんなが注目しているもの」に強く影響され、広告・キャンペーンへの親和性も高い。

  • 「同じ情報を得るなら映像の方が楽(速い)」96.7%(全体比+27.8ポイント)
  • 「新たな情報の入口はテレビ・CM」58.8%(+14.7ポイント)
  • 「マスメディアで取り上げられたものは気になる」76.5%(+28.9ポイント)
  • 「ヒット中・売れている・話題、という数字をみると良さそうと思う」68.2%(+20.4ポイント)
  • 「キャンペーン・タイムセールで買ってしまう」64.5%(+11.8ポイント)

タイプ4:テレビ中心に要点で直感的に理解する「テレビ安心追従タイプ」

 全体の15.3%(推計1,097万人)を占めるタイプ4は、情報は短く、要点だけ、厳選されたものだけと、量より絞り込まれた情報を求める。能動的検索は弱く自分からは情報を取りに行かない。映像で雰囲気をつかみ、直感・第一印象で判断し、世間に普及してから動く追従タイプ。

  • 「短い要点や結論から知りたい」77.9%(全体比+21.5ポイント)
  • 「情報は厳選されたものだけでいい」78.6%(+18.5ポイント)
  • 「自分からは追わないが、何度も目にして自然と耳に入る」41.2%(+13.0ポイント)
  • 「新たな情報の入口はテレビ・CM」57.2%(+13.1ポイント)
  • 「同じ情報を得るなら映像の方が楽」90.7%(+21.8ポイント)
  • 「直感や感性でものごとを判断するほう」65.5%(+19.0ポイント)
  • 「世の中の多くの人が使うようになってから自分も使う」31.3%(+7.8ポイント)

タイプ5:データと根拠を徹底的に確認する「精読論理考証タイプ」

 タイプ5は全体の12.8%(推計922万人)を占め、文字・データ・根拠を最重視。能動的に検索し、テキスト中心に複数検証を行う。

  • 「同じ情報を得るなら文字の方が楽(速い)」93.0%(全体比+53.8ポイント)
  • 「データや証拠を確認しないと気が済まない」87.7%(+22.3ポイント)
  • 「なぜそうなるのか理由まで説明されていないとモヤモヤする」92.1%(+19.6ポイント)
  • 「自分から検索するなど積極的に新しい情報を取りに行く」33.1%(+10.5ポイント)
  • 「一つのことを知るのに様々な情報源を網羅する」87.5%(+21.0ポイント)
  • 「新たな情報への接点は新聞・雑誌・書籍」30.5%(+9.2ポイント)
  • 「新たな情報への接点はテキスト型SNS(X)」25.9%(+9.9ポイント)

タイプ6:メディアを疑い「自分だけの情報」を求める「独自没入納得タイプ」、

 タイプ6は全体の17.1%(推計1,231万人)にのぼり、マスメディアへ不信感がある。ヨコ型動画・Web記事を重視し、ネット動画が興味の入り口である。「自分だけの情報」を価値とし、希少性・特別感を求める傾向にある。

  • 「メディア発信の情報は信用できない」89.9%(全体比+26.8ポイント)
  • 「新たな情報を知る接点として、ヨコ型動画を重視」40.2%(+8.2ポイント)
  • 「新たな情報を知る接点として、ニュースサイト・Web記事を重視」49.0%(+7.3ポイント)
  • 「自分だけが知っている情報を持っていたい」52.3%(+9.7ポイント)

タイプ7:そっと自分のペースで暮らす「省エネ共感タイプ」、

 タイプ7は全体の5.7%(推計413万人)。情報接触そのものが極端に少ないタイプで、能動的な情報接触がほぼ全項目で全体を下回る。「いつもの」を続け、流行から積極的に距離を置く。

  • 新たな情報を知るきっかけが「あてはまるものはない」25.1%(全体比+17.9ポイント)
  • 興味を持つきっかけが「あてはまるものはない」31.6%(+18.2ポイント)
  • 新しいものよりいつも利用しているものを続ける」34.0%(+15.6ポイント)
  • 「流行・トレンドは積極的に取りに行く」16.8%(-12.8ポイント)
  • 「SNSのタイムラインで盛り上がっていると気になる」22.8%(-12.6ポイント)

【調査概要】

調査地区:全国
調査手法:インターネット調査
調査対象者条件:20~69歳の男女
調査人数:14,452人(2025年総務省統計局人口推計2025年12月報に基づき性年代でウエイトバックを実施)
調査期間:2026年5月29日~6月2日
調査機関:エム・アール・エス広告調査
標本構成:以下

【クリック/タップで拡大】

※各タイプの人数は、総務省統計局人口推計の20~60代人口7,190万人を母数とした推計値。構成比合計は四捨五入の関係で100%にならない場合がある

【関連記事】
ポッドキャストを月に1回以上聞く人は約2割/Z世代では3人に1人が聴取【メディア環境研究所調査】
約3人に1人が商品購入時の情報収集にAIを活用/ZETA調査
美容メディア『VOCE』がコスメ購買行動調査を実施、多層化する情報収集チャネルと「5つの信頼軸」
AIの提案後約7割が公式サイトやECで情報収集、消費者の6割超がAIに興味あり/Criteo調査
SNSでの情報収集はInstagramで 「PRでないか確認する」の声も/ファストマーケティング調査
購買行動におけるTikTokの情報収集、男性は検索やフォロー重視/女性はおすすめから【エクスクリエ】

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2026/07/14 07:45 https://markezine.jp/news/detail/77164

Special Contents

PR

Job Board

PR


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング