子育てについて1人で悩むママのための無料の育児相談窓口「森永乳業 エンゼル110番」では、ここ数年、祖父母の利用が増えている。2008年の祖父母からの相談は全体の2.1%(のべ233人)ながら、2003年の0.9%と比較すると2.3倍になっている。
祖父母からの相談傾向は、赤ちゃんの「発育・発達」「情緒」に関する相談が多く、相談対象の孫は新生児・1か月児の低月齢と1 歳以降が多い点が特徴。相談内容は「孫のおむつがとれていないが、嫁は優秀な人で口をはさめない」「自己主張の強い孫で、娘がノイローゼ気味」といった、嫁や娘に気を遣いながらの相談が多いという。
「エンゼル110番」の認知媒体については、祖父母世代では新聞や雑誌などのマスコミが多いほか、「自分が昔使っていた」という久しぶりの利用も目立っている。
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