SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

プログラマーが語るマーケティングツール開発の日常

第4回 写真共有SNS「フォト蔵」開発の現場と裏事情(前編)


ウェブサービスの基本、「フォト蔵」にあり!

編集部
「フォト蔵」のユーザー数って今どれくらいなんですか?
尾藤
えーっと、今は65000人くらいですね。まだまだこれからです。PVは15万~20万ってところですね。頑張らないと。
編集部
はう、うちも頑張らないと!
尾藤
はっはっは。
編集部
「フォト蔵」やっていて困ったこととかありました?
尾藤
うーん、困ったこと。多分色々あるとは思うんですけれど、なんでしょう、例えば、ユーザーやアクセスが少ないうちって、どんどんサービスを上げられていけるんですけれど、増えてくると今度は処理に重点を置かなくてはいけなくなってしまうんですね。やっぱりウェブサービスっていうのは日々進化するものじゃないですか。だから、新しく色々なものが出てこないと、ユーザーっていうのはつまらなくなってしまうんですよね。だからその辺のトレードオフっていうのは難しい。負荷対策をしていると、表向きには何も進化していないように見えてしまう。だから、負荷対策をやりつつ機能追加をしていくっていうバランスのとり方ですよね。大事なのって。
編集部
ああ、確かにこういったサービスをする上では大切なことですね、そのバランス感覚は。
尾藤
そうですね。大事なことだと思います。
編集部
今、実際に「フォト蔵」を運営していてどんな感じを受けていますか?
尾藤
結構「写真好き」な方が使ってくれているっていうところがありますね。写真好きな人って、自分がとった写真をいろんな人に見せたい、っていうのがあるんですよね。それに、従来の写真共有サービスって、写真に対してコメントができなかったんですよ。
編集部
あ、そうですね。はてなのフォトライフとか。
尾藤
そうですね。とりあえず写真をアップするっていう。
編集部
Flickrはコメントできましたっけ。
尾藤
あれはできますね。Flickrは海外の写真共有サービスの最大手ですね。そう、そういうふうに、結局写真を撮って、共有して、見るじゃないですか。で、そこから何もリアクションがないっていうのが普通じゃないですか。でも、コメントできたり、何らかのリアクションを得られたりするのって楽しいんじゃないのかなって思っています。
編集部
日記機能もありますもんね。メールもできちゃうし。
尾藤
そうですね。一通りの機能はついてますね。これからもリクエストやアイデアが出ればどんどん追加していきたいですね。バランスとりつつ。

次のページ
Youtubeを抜け!動画でメジャーになる「フォト蔵」

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
プログラマーが語るマーケティングツール開発の日常連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2006/08/02 16:48 https://markezine.jp/article/detail/91

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング