ウェブサービスの基本、「フォト蔵」にあり!
編集部
「フォト蔵」のユーザー数って今どれくらいなんですか?
尾藤
えーっと、今は65000人くらいですね。まだまだこれからです。PVは15万~20万ってところですね。頑張らないと。
編集部
はう、うちも頑張らないと!
尾藤
はっはっは。
編集部
「フォト蔵」やっていて困ったこととかありました?
尾藤
うーん、困ったこと。多分色々あるとは思うんですけれど、なんでしょう、例えば、ユーザーやアクセスが少ないうちって、どんどんサービスを上げられていけるんですけれど、増えてくると今度は処理に重点を置かなくてはいけなくなってしまうんですね。やっぱりウェブサービスっていうのは日々進化するものじゃないですか。だから、新しく色々なものが出てこないと、ユーザーっていうのはつまらなくなってしまうんですよね。だからその辺のトレードオフっていうのは難しい。負荷対策をしていると、表向きには何も進化していないように見えてしまう。だから、負荷対策をやりつつ機能追加をしていくっていうバランスのとり方ですよね。大事なのって。
編集部
ああ、確かにこういったサービスをする上では大切なことですね、そのバランス感覚は。
尾藤
そうですね。大事なことだと思います。
編集部
今、実際に「フォト蔵」を運営していてどんな感じを受けていますか?
尾藤
結構「写真好き」な方が使ってくれているっていうところがありますね。写真好きな人って、自分がとった写真をいろんな人に見せたい、っていうのがあるんですよね。それに、従来の写真共有サービスって、写真に対してコメントができなかったんですよ。
編集部
尾藤
そうですね。とりあえず写真をアップするっていう。
編集部
尾藤
あれはできますね。Flickrは海外の写真共有サービスの最大手ですね。そう、そういうふうに、結局写真を撮って、共有して、見るじゃないですか。で、そこから何もリアクションがないっていうのが普通じゃないですか。でも、コメントできたり、何らかのリアクションを得られたりするのって楽しいんじゃないのかなって思っています。
編集部
日記機能もありますもんね。メールもできちゃうし。
尾藤
そうですね。一通りの機能はついてますね。これからもリクエストやアイデアが出ればどんどん追加していきたいですね。バランスとりつつ。