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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day Spring 2010レポート

成果10倍!
ネット広告のROIを上げる「広告×サイト一体型改善」

広告×サイト一体型改善、3つのステップ

 「広告×サイト一体型改善」の進め方を3ステップに切って説明していきます。

Step1 ターゲットユーザを分類し対応方針を立てる

 まずはターゲットユーザーを明確にします。ターゲットにする人は誰か、どういう人なのか、ターゲットユーザーごとにどんな集客経路からサイトを訪れるのかと定義して、それぞれどんなコミュニケーションで接するのか決めていきます。そして最終的なビジネスゴールとして、どこに落とし込むのが最適かと考えていきます。

講演資料より掲載

Step2 集客経路別にコミュニケーション方針を設計

 ステップ2では、ステップ1での定義を元に、集客経路ごとにどんなコミュニケーションを取っていくかと落とし込みます。弊社では「シナリオ」と呼んでいて、具体的にどんなページを見せるのか、定義していきます。

講演資料より掲載

 ステップ2までできれば、後はページを1個1個デザイン・制作してリリースするだけなのですが、実はここまでで終わらないのが一体型改善のポイントになっているところです。具体的には、リニューアル後にデータを見ながら改善活動を進めていくことがポイントになっていて、それがステップ3です。

Step3 入口と出口を押さえてシナリオを評価

講演資料より掲載

 「データを見ながら改善しましょう」と言われると、「サイト内を細かく見ないと」と思われてしまうかもしれませんが、細かい分析は一切不要です。集客経路別にコンバージョンがどれぐらいあったのか、というところだけを見ていきます。

 サイトの成果・パフォーマンスは、ステップ1~2で作ったシナリオがどれだけ機能するかで決まってきます。サイトのパフォーマンスを評価しようと思ったら、シナリオがスムーズに流れたかだけ評価すればいいことになります。ですから、経路別のコンバージョンだけ見てやれば良いわけです。

 そのため、集客の入口と出口だけを線で押さえてチューニングしていけば、十分に改善できるというのが「広告×サイト一体型改善」のメリットになっています。

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再訪問・過去接触まで目を向けることでコンバージョン数を大きく伸ばす

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この記事の著者

中嶋 嘉祐(ナカジマ ヨシヒロ)

ベンチャー2社で事業責任者として上場に向けて貢献するも、ライブドアショック・リーマンショックで未遂に終わる。現在はフリーの事業立ち上げ屋。副業はライター。現在は、MONOistキャリアフォーラム、MONOist転職の編集業務などを手掛けている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2010/04/06 11:00 https://markezine.jp/article/detail/9972

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