1月14日に立ち上げられた「OpenUM(Open Universal Menu) プロジェクト」は、市区町村などの自治体による子育てや介護など、身近な行政サービスのメニュー情報を、誰でも簡単に検索・活用できる標準化・オープン化の仕組みを共同開発するためのプロジェクト。
共同発起人のメンバーは、アイ・エム・ジェイ、アークウェブ、NPO団体アスコエ、ウェブ・ワークス、オプト、トランスコスモス、ネットイヤーグループ、フラッツ、ミツエーリンクス、メンバーズ、ロフトワークの11社。プロジェクトでは当面、行政制度に関する情報構造の設計とXML化要件設計の2点を中心として活動を行う。
行政制度に関する情報構造の設計に関しては、NPO団体アスコエにより開発された「ユニバーサルメニュー」を設計の基本コンセプトとして利用する。XML化要件設計では、クラウド化の流れを踏まえ、行政制度に関する情報構造をより効率的にサイト上に実装できるテンプレートの開発を目指す。
【関連記事】
・47都道府県の9割がバナー広告を導入
・自治体のインターネットサービスを最も利用しているのは40代女性
・オプトとアスコエ、自治体行政サービスのポータル構築、広告事業を展開