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ゲーミフィケーション入門

ゲーミフィケーションの3つの事例
サムスン、コカ・コーラ、ベストマニアのサイト運営に学ぶ

 この連載も残すところあと2回となりました。今回はWebサイトでのゲーミフィケーション事例を紹介していきましょう。残念ながら、国内での事例はまだそれほど多くはないので、海外の事例も交えながら3つのサイトを紹介します。

ゲーミフィケーションを取り入れた3つの事例

 ゲーミフィケーションという言葉は知っているものの、「ゲーミフィケーションといえばこのサイト」と具体例を挙げられる人は少ないかもしれません。今回は、実際にゲーミフィケーション要素を取り入れて運営されている、タイプの異なる3つのサイトを紹介し、各サイトの注目ポイントや改善が必要な点についても分析します。

  • ユーザー投稿型コンテンツサイト:「ベストマニア」(エモーチオ)
  • 製品プロモーションサイト:「ハピクエ」(日本コカ・コーラ)
  • 企業サイト:「Samsung Nation」(Samsung USA) 

【事例1】  ゲーミフィケーションで投稿が楽しくなる「ベストマニア」

  • サイト名:bestmania
  • 運営会社:エモーチオ

サイト概要

 「みんなのおすすめBest3でつくるランキングサイト」と銘打った「ベストマニア(bestmania )」は、2011年10月にスタートしたユーザー投稿型のサービス。「映画・DVD」「音楽」「本・漫画」「ゲーム」「総合」の5つのカテゴリがあり、投稿者はオススメのアイテムを3つ挙げて、その理由とともに投稿します。理由は深く“ササる”ものであればあるほど良いとされ、閲覧者は「ササった!」ボタンを押すことでコンテンツを評価します。

 このサイトは筆者が所属する株式会社ゆめみがゲーミフィケーション・デザインを手がけました。手前味噌ではありますが、当初1年間での目標としていた50万投稿を2か月半で達成し、大きな成果を上げています。

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この記事の著者

深田 浩嗣(フカダ コウジ)

15年にわたりモバイル領域でのデジタルマーケティングを提供しECを中心に200社以上のWebサイト立ち上げ・改善を実施。2014年、株式会社Sprocketを設立、Web接客手法でコンバージョンを最適化するツール「Sprocket(スプロケット)」を開発・販売する。短期的なCVRの向上にとどまらず、中長期的...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2012/01/27 08:00 https://markezine.jp/article/detail/15001

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