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Webデザイン技術キホンのキ

リンク色の変更で年間売上高8,000万ドル増も! Webデザインで変わるユーザビリティ向上4つのポイント


 なぜWebデザイナーの修正はすぐ終わらないのか? ノンクリエイター向けにデザイン技術のキホンのキをお届けします。

Webデザインで重視すべきポイント

 ウェブサイトは、「必要な情報が掲載されてさえいればそれでいい」という時代ははるか以前に終わりました。

 早くからインターネットに触れて育った世代も増えてきていますし、ユーザーの目も肥えてきているので、適当なデザインのサイトは訴求力があるとは言えません。

 本連載では、ノンクリエイターがWebデザインをディレクションする上で押さえておきたいポイントをお届けします。

それでもやっぱり、ユーザビリティ

 サイトは誰のものか? これにはいくつかの面がありますが、クライアントからの依頼で制作会社が作った場合には、原則は著作者である制作者のものになります。もちろん、契約で著作権は発注者側に帰属する旨が記されていれば、その限りではありません。

 それでは、サイトは誰のためのものか? これも必ずそうとは言い切れないのですが、多くの場合、サイトを利用するユーザーのためのものです。ほとんどのサイトは、サイト利用者に『見てもらうために』作られているはずですので。

 しかしながら、最大の利用者であるはずのサイトユーザーのユーザビリティが軽視されているサイトが少なからずあります。ユーザビリティとは、ひとことで言うと「ユーザーの利便性、サイトの利用のしやすさ」です。

 例えば、ある商品について問い合わせをしようとメーカーのサイトにアクセスした際、問い合わせページが見つからず、あちこち探し回って、ようやくリンクの奥深くに問い合わせフォームを発見した。さらにそこから別の商品を探そうとすると、またいくつもページを移動する必要がある。

 このようなサイトは、ユーザーがどういう情報を欲するか、ということがわからないまま作られた、ユーザビリティの低いサイトということになります。サイトに訪れたユーザーがどのように行動するのか、ユーザーの立場に立って考えないと、知らない間に潜在的な見込み顧客をみすみす見逃しているかもしれません。

 どんなにかっこいいデザインでも、取り扱っている商品がよくても、書いてある文章がよくても、ユーザビリティが悪いサイトはユーザーにストレスを与えることになるのです。

 次ページから、ユーザビリティ向上のために押さえておきたい4つのポイントを詳しく見ていきましょう。

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この記事の著者

山本 浩司(ヤマモト コウジ)

未来画素代表。関西を中心に、Web制作、Webディレクション、コンサルティング、執筆活動まで、幅広く活動中。専門学校や大学での講師経験も多数あり。趣味は写真撮影と親バカブログと子どもの幼稚園の父の会活動。著書に『これからはじめるGIMPの本』(技術評論社)、『趣味や仕事で使える! かんたんホームページのつく...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2012/11/13 10:37 https://markezine.jp/article/detail/16696

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