インプレスR&Dのシンクタンク部門であるインターネットメディア総合研究所は、『LINE利用動向調査報告書2013』を11月29日より販売する。
当報告書では、サービス概要や戦略、国際展開などの動向、プラットフォームサービス「LINE Channel」について解説するほか、企業がLINEを広告・マーケティング利用するための企業プログラムの概要や利用企業の事例を紹介。
そして、実際にLINEを利用しているユーザーがどのようにLINEを利用しているかを調査し、その結果を発表した。
スマホ所有者のLINE利用率:女性10代73.0%、女性20代64.8%
スマートフォンユーザーにおける性年代別の利用率を見ると、若年層の方が利用率が高い傾向に。特に女性の若年層の利用率は高く、女性10代のスマートフォンユーザーのLINE利用率は73.0%、女性20代においても64.8%と高い。
男性においても若年層の利用率が高く、男性20代で54.8%、男性10代で50.2%と半数を越える。30~50代においては、おおよそ3割程度の利用率。60代以上では男性が7.2%、女性が15.5%と極端に低下。
フィーチャーフォンユーザーにおける性年代別の利用率は、女性10代が23.7%、男性10代が20.2%と2割を越えるが、他の年代の利用率は一桁にとどまる。
公式アカウント「ブランド・サービス」を友だち追加している比率は48.3%
公式アカウントの「ブランド・サービス」のいずれかのアカウントを「友だち」に追加しているユーザーの比率は48.3%。LINEユーザーの約半数は何かしらの「ブランド・サービス」とコンタクトがある。また、「テレビ・エンタメ」のいずれかのアカウントを「友だち」に追加しているユーザーの比率は20.0%に。
無料の企業スポンサードスタンプのダウンロード経験は45.0%
ダウンロードしたことのあるスポンサードスタンプは、「スパイダーマン」が17.0%と最も高い。それに「ひよこちゃん」(16.4%)、「なっちゃん」(13.6%)と続く。無料スタンプが少ない時期に配布されたスタンプが上位に。いずれかのスポンサードスタンプをダウンロードしたことのあるユーザーの比率は45.0%、平均ダウンロード数は1.4種類であった。
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