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統括編集長インタビュー

B2BのWebリニューアルで重点サービスのリード獲得数2.8倍増 マーケジン・アカデミーから生まれたプロジェクト成功秘話


50人の社員を巻き込み、リニューアルプロジェクトを「自分ごと」に

  加藤:今回のリニューアルにあたり、まずプロジェクト名を「Happy Webプロジェクト ~お客さまとともに~ 」と決めました。プロジェクト内で使うロゴも作りました。

Happy Web プロジェクトロゴ

 ―楽しそうなプロジェクト名ですね!

  加藤:これは社内メンバーと、パートナーであるフロンテッジさん、渥美さんを含め、チームで一つの目標に向かってプロジェクトを進めることを狙ってのことです。

 また、途中で迷いが生じた際、プロジェクトの目標である「お客さまのために」に立ち返ることで、常に指針がぶれることなく進められたのもプロジェクト名称のおかげかと思います。もちろん、今回のプロジェクトに関わった人達がハッピーになるようにという思いも込めました。このように目的を共有することで、プロジェクトを順調に進める効果があったと感じています。

 ―プロジェクトはどのように進めましたか。

  加藤:ソニービジネスソリューションの課題を整理してオリエンし、渥美さんのご提案をベースに色々議論しながら形にしていきました。渥美さんには徹底的に社員へヒアリングしていただきました。ヒアリングの結果お客さまへの営業力もウリの1つになる、とご提案いただきサイトの方向性が固まりました。

 渥美:クラウドやITサービスなどは、機能性や価格だけでソリューションの価値は決まらないと思います。25名以上のヒアリングを通じて、営業担当のみなさまが高いレベルで知識と行動力を持ち、個々の企業のIT課題に誠実に向き合っているのが大変印象的でした。

 普通なら「仕様にないからできない」と言われそうなことも、いろいろな努力を駆使して実現を目指していました。これを知り「人」がもっとコンテンツとして前にでるべきだと思い、それが結果的に他社との差別化につながると感じました。

  加藤:今回のサイトには、社員の顔がたくさん出ていますね。

 渥美:特にITソリューション、コンサルティング、技術開発といった高度な知的商材では、サービスの内容もさることながら「どんな人が提案をし実行するのか」「どんな人がサポート体制に加わってくれるのか」がかなり重要です。なるべくヒアリングで感じていた現場の生き生きとした空気が伝わるよう撮影の場所や、やり方も工夫しましたね。

加藤:本格的な写真撮影に加え、男女関係なくヘアメイクもしていただいて、モチベーションアップに繋がりました(笑)。社内のメンバーも楽しんで参加してくれました。

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4象限のお客さんごとに適切な情報を提供「営業マンがもう一人増えた気分」

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この記事の著者

押久保 剛(編集部)(オシクボ タケシ)

メディア編集部門 執行役員 / 統括編集長

立教大学社会学部社会学科を卒業後、2002年に翔泳社へ入社。広告営業、書籍編集・制作を経て、2006年スタートの『MarkeZine(マーケジン)』立ち上げに参画。2011年4月にMarkeZineの3代目編集長、2019年4月よりメディア部門 メディア編集部...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

齋藤 麻紀子(サイトウ マキコ)

フリーランスライター・エディター

74年生まれ、福岡県出身、早稲田大学第二文学部演劇専修卒業。 コンサルティング会社にて企業再建に従事したのち、独立。ビジネス誌や週刊誌等を通じて、新たなビジネストレンドや働き方を発信すると同時に、企業の情報発信支援等も行う。震災後は東北で起こるイノベーションにも注目、取...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2013/12/26 13:10 https://markezine.jp/article/detail/19005

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