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売上直結!ダイレクトレスポンス視点のFacebook広告活用術

Facebook広告効果を最大化するカギは「クリエイティブ」
A/Bテストは「画像→タイトル→説明文」の順番で行うべし!


 前回は、Facebook広告で外部CVを狙うために抑えておきたい三大原則についてお伝えしました。今回は、さらに具体的な攻略術となる、クリエイティブの概要とA/Bテストについてお話します。(バックナンバーはこちら)

Facebook広告効果を最大化するカギ

 Facebook広告の効果を最大化するために重要なこと、それは、クリエイティブのA/Bテストを繰り返すことです。

 前回の記事では、Facebook広告の配信単価は「入札単価x品質スコア(≒CTR)」によって決まることから、Facebook広告において、いかにCTRが重要な指標であるかを説明しました。このCTRやCVRなど、費用対効果に大きく影響を与えるのがクリエイティブです。つまり、Facebook広告で勝ち抜くために最重視すべきは「クリエイティブをいかに早く、いかに効果的に改善できるか」という点です。

Facebook広告クリエイティブの3つの要素

 クリエイティブは大きく分けて3つの要素で構成されています。

【クリエイティブの3要素】
1、画像
2、タイトル
3、説明文
 

 Facebook広告の掲載面は、PCページの右側、PC及びスマートフォンのニュースフィードの3種類がありますが、どの掲載面の広告も上記3つの要素で構成されています。(文字数の制限や画像の大きさなどはそれぞれに異なります)この3つの要素に対してA/Bテストを繰り返し実施していきます

 例えば、画像のテストをするのであれば、タイトルと説明文は固定して、複数の画像で広告を用意し配信していきます。このとき気を付けるべきことは、

●1つのキャンペーン(※広告セット)には1つの広告(1つの画像)を紐づける
●それぞれのキャンペーン(※広告セット)の1日あたりの配信予算を同じに設定しておく

ということです。こうすることで一つ一つのクリエイティブの効果を見極めながら運用することが可能となります。(※3月4日より「キャンペーン」の名称が「広告セット」に変わりました)

 同様の方法で、「画像xタイトルx説明文」のA/Bテストを繰り返していきます。理想はすべてのパターンについてA/Bテストを行い、最も効果的なクリエイティブを導き出すことですが、テストパターンが増えるほど広告費用はかさむので、予算の中でより効果的なA/Bテストを行う必要があります。

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この記事の著者

岡弘 和人(オカヒロ カズト)

株式会社ココラブル/取締役。1981年生まれ。東京都出身。2004年国際基督教大学教養学部を卒業。大学卒業後、株式会社アイ・エム・ジェイ入社、広告代理事業立ち上げに携わり、リスティング広告の営業、コンサルに従事。その後、2006年株式会社IMJモバイルへ転籍、モバイルアフィリエイト事業の責任者を経て、2011年、株式会社ココラブル取締役に就任。日本初のFacebook広告専門事業を立ち上げ、現在に至る。

■関連リンク
株式会社ココラブル

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2014/05/30 14:54 https://markezine.jp/article/detail/19445

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