SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZine Day 2015 Spring(AD)

限られたマーケティング予算・体制で効果を最大化!ECスマホサイトのグロースハック実践事例

CVR17.5%向上!ファッションECサイトのグロースハック成功事例

 では、同社がグロースハックのソリューションサービス「GOMOBILE」で培った実績をもとに、いよいよ事例の紹介に入っていこう。

 ファッションアイテムを販売しているベイクルーズの「Style Cruise」。まずはカート周りのA/Bテストから着手した。「カートに入る」ということは、「購入の意思があるにもかかわらず、実際は多くの離脱が見られた」ということで、まずは上部にあったメニューを削除した。加えて、購入ボタンがスクロールしないと出てこない状態だったため、上部にボタンを追加した。これにより、CVRが17.5%向上した。

ステップ1:カート周りのA/Bテスト

 次に、商品詳細ページに着手。一人当たりの売上を上げるために、関連商品の見せ方を変えた。ECのキモのひとつとなるのが、回遊による“ついで買い”。これを促進させるために、スライドしないとすべての関連商品が見られない状態から、一度ですべてを見せるUIへと変更した。これにより、RPVが8.5%向上した。

ステップ2:商品/スナップの回遊性A/Bテスト

 最後はトップページ。「ランキング」と「スナップ」と「新着商品」をタブで切り替えて見せるAパターンと、スクロールさせてすべてを一覧で見せるBパターンを用意し、遷移率の違いを測定した。結果、Bパターンの方が遷移率が31%高くなった

ステップ3:トップからの遷移A/Bテスト

 「iPhone6では画面サイズが大幅に大きくなっているため、ファーストビューで見せられる情報を増やしても、ユーザーが感じるストレスは少ないです。通信速度の高速化によって、画像サイズも大きくできるようになってきているので、こうした外部環境の変化に合わせてUIを変えていくことが大切です」と斉藤氏は解説する。

次のページ
PV数と購入CVRを同時に向上!キヤノンの写真共有サイト事例

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZine Day 2015 Spring連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

1983年生まれ。成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後、大手IT企業にてレンタルサーバーサービスのマーケティングを担当。その後、モバイル系ベンチャーにてマーケティング・プロダクトマネージャーを務める傍ら、ライター業を開始。旅行関連企業のソーシャルメディアマーケターを経て、2011年1月Writing&a...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2015/04/20 10:00 https://markezine.jp/article/detail/22196

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング