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『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

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MarkeZine Day 2015 Spring(AD)

One to Oneマーケティングで顧客ロイヤリティを向上!マーケティングオートメーション導入事例

POSデータを会員に紐づけたすかいらーくの事例

 最後はデータマイニングソフトウェアを用いた「すかいらーく」の事例が紹介された。2014年10月にガストアプリをリリースし、約1,300店のPOSデータを会員に紐づけ、One to Oneマーケティングを実現できる環境が整ったことがきっかけだという。

 様々なキャンペーンの告知のほか、顧客別クーポンの配布なども行い、その反応確率予測が課題となったが、そのデータ処理とともにPOSからの大量データ、個人へのスコアリングといった、大量かつスピーディな分析モデルを構築する必要があった。しかしSAP InfiniteInsightを導入したことで、短時間かつ大量の分析モデル作成が可能になり、より効果的なキャンペーンが実現できるようになったという。

 最後に林氏は「『誰に』『何を』『いつ』『どのように』という4つの要素を組み合わせて、One to Oneマーケティングを行うためにはマーケティングオートメーションツールの活用が不可欠です。テクノロジーの力を最大限活用することで、初めて効果的なOne to Oneマーケティングが実現できると考えます」と改めて強調。さらに、天気予報と連動したり、実店舗ごとに異なるキャンペーンを行なう、動画をOne to Oneマーケティングに活用するなどの未来も示し、講演を締めくくった。

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この記事の著者

伊藤 真美(イトウマミ)

フリーランスのエディター&ライター。もともとは絵本の編集からスタートし、雑誌、企業出版物、PRやプロモーションツールの製作などを経て独立。ビジネス系を中心に、カタログやWebサイト、広報誌まで、メディアを問わずコンテンツディレクションを行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2015/06/04 11:00 https://markezine.jp/article/detail/22275

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