個性や多様性という言葉が使われて久しいですが、私たちは無意識のうちに、見えない固定観念の枠にとらわれているのかもしれません。そんな事に気づかされる取り組みが、日本でもなじみ深い「Emoji」を活用して展開されています。海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載は、毎週水曜日更新です。
キャンペーン概要
時期:2016年
国名:USA
企業/ブランド:Always
業種:日用品
可愛い、それだけ? 私たちってパワフルでアクティブなの
P&Gが発売する生理用品ブランドAlwaysによる「本当の『女の子らしさとは何か?』を考える啓発実験」というキャンペーン。2015年カンヌライオンズのPR部門でグランプリを受賞するなど、高い評価を得たこの作品の第2弾となる動画がこのほど公開されました。
タイトルは「Girl Emojis」。前作に引き続き、YouTube公開わずか10日間で1,200万回も再生され、話題を呼んでいます。
今回P&Gが着目したもの、それは『Emoji(絵文字)』。映像の中では10代の女の子たちが絵文字について話をしています。
「絵文字はよく使うわ。自分の気持ちを表現してくれると思うから。」

「でも女の子をモチーフにした絵文字って、だいたいピンク色だったり、キュートなものばかりだよね。」

「ロッククライミング、バスケットボール、自転車。絵文字自体はたくさんあるのに、どうしてアクティブなイメージを表すものには女の子が使われていないのかな。」

Alwaysによると、女の子たちは思春期を迎える頃になると、体の急激な成長とは裏腹に自分に対する自信をどんどん失っていくのだそう。それは彼女たちが思う自分らしさと、社会や大人が示す“固定観念化された女の子らしさ”の間にギャップを感じているからだと同社は分析しています。
自分を表現する手段として使っている絵文字でさえも、キュートで可愛いイメージしかない。そんな状況に異を唱え、そして改善するため、Alwaysは少女たちに『こんな絵文字を作りたい!』というアイディアを考えてもらいました。すると……
プロレスラー、サッカー選手、警察官、弁護士、探偵など、次から次へと出てきます。どれも身近な職業ですが、ほとんどの場合、これらの絵文字は男性モチーフで描かれていたことを皆さんはご存知でしたか?

映像の最後は「あなたはどんな絵文字を作りたいですか? ハッシュタグ『#LikeAGirl』を付けて、私たちに教えてください」と視聴者に向けたメッセージで締めくくられています。
少女たちが自分らしく、そして自信を持って成長していけるようにと願うAlwaysからの、ひとつの提案でした。

動画はこちら
先週の紹介キャンペーン
飛行機乗継の空き時間に着目!旅行客と地元住民を繋ぐアプリ「Layover With a Local」
記事転載元:AdGang
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- 「AdGang」が選んだ今週の一押しキャンペーン連載記事一覧
- この記事の著者
-
山田 健介(株式会社PR TIMES)(ヤマダケンスケ (PR TIMES))
●About / PR TIMES Inc
・プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の運営
・ブログマーケティングサービス「ブログタイムズ」の運営
・WEBクリッピングサービスの提供●About / Vector Group
コアバリューである「モノを広める」スキルを通じて、企業・消費者の皆様をマッチしたサービスを提供しています。※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
