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MA×DM×メールでCTR1.8倍! 最新アナログ活用法とは

MAツールベンダー「クロスチャネルで進めるべき」

 では、デジタルのイメージが強いMAツールのベンダー側はアナログをどう捉えているのだろうか。第2部ではブレインパッド、日本オラクル、マルケトという大手MAツールベンダーが登壇。ブレインパッドの東一成氏は、マーケター達の意見を代弁するかのように「既に技術的にはオフラインの行動情報も取得できるようになっている。それであれば、従来のようにデジタルとアナログを分断してマーケティング施策を考えようとするのは、時代の流れに逆らっている」と述べ、クロスチャネルで進めていこうという機運が高まっているとアピールした。

左から、ブレインパッド ソリューション本部 マーケティングオートメーションサービス部 部長 東 一成氏
日本オラクル クラウドアプリケーション事業統括 マーケティングクラウド統括本部
シニアソリューションコンサルタントマネージャー 中嶋 祐一氏
マルケト バイスプレジデント兼マーケティング本部長 小関 貴志氏

 デジタルとアナログを組み合わせたクロスチャネルの効果については、日本オラクルの中嶋祐一氏も言及。「クロスチャネルは、アメリカの企業の事例だとメールとディスプレイ広告などの組み合わせから効果が出ることが実証され、さらにチャネルをプッシュ通知、DM、コールセンターにまで増やしている。BtoBの場合は、営業が利用するSFAとも組み合わせる。オンライン、オフラインに関係なく、複数のチャネルで適切なタイミングでコミュニケーションを取るべき」と語った。

 マルケトの小関貴志氏は、数あるオフライン施策の中でもDMに注目しているという。「アメリカで発表された2017年のマーケティングの潮流予測の中に、DMがもう一度注目されるという項目があった。DMは効果があるかどうか可視化できなかったため、下火になっていた。しかし、『正しいこと、効くことをやろう』という発想の中でDMは、使い古されたアクションから、もう一度新しいアクションに切り替わっている」と述べ、データを元にターゲティングを行った上でのDMが、新たな施策として評価されていることを力説した。

次のページ
「MAツール×DM」実証実験の結果は

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この記事の著者

押久保 剛(編集部)(オシクボ タケシ)

メディア編集部門 執行役員 / 統括編集長立教大学社会学部社会学科を卒業後、2002年に翔泳社へ入社。広告営業、書籍編集・制作を経て、2006年スタートの『MarkeZine(マーケジン)』立ち上げに参画。2011年4月にMarkeZineの3代目編集長、2019年4月よりメディア部門 メディア編集...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2019/10/18 16:29 https://markezine.jp/article/detail/25979

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