今回調査の対象となった「ディスプレイ広告」は、ウェブブラウザで表示されるリッチメディアや写真による広告を指し、動画やテキスト、検索連動型広告は含まない。今回発表されたデータは、2007年11月時点の米国のディスプレイ広告シェアのトップ20。うち上位10位までを見てみよう。
1位 Yahoo!(18.8%)
2位 Fox Interactive Media(16.3%)
3位 Microsoft(6.7%)
4位 Time Warner Network(5.8%)
5位 FACEBOOK.COM(1.5%)
6位 eBay(1.2%)
7位 Google(1.0%)
8位 Viacom Digital(1.0%)
9位 United Online(0.5%)
10位 Amazon(0.4%)
このうち、1回のサイト訪問で最も広告表示回数が多かったのは、人気SNS「MySpace」を持つFox Interactive Mediaで、その回数は47.5回とダントツ。トップ10内では、8位のViacom Digitalの20.6回、1位のYahoo!の20.5回がそれに続いている。
シェアのトップ10内には入らなかったが、12位にはCBS Sports、16位にESPN、18位にNFL Internet Groupが入るなど、スポーツ情報サイトが好成績をあげている。これは、レギュラーシーズン中盤となったアメリカンフットボール人気のおかげかもしれない。そのアメリカンフットボールの頂上決戦、スーパーボウルが2月3日に行われ、ニューヨーク・ジャイアンツがニューイングランド・ペイトリオッツを制して、全米No.1に輝いた。
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