Twitterは12月6日、運用不要の月額固定Twitter広告「オートプロモート」をリリースすることを発表した。
同メニューは、いつも発信しているツイートの中から毎日はじめの10ツイートを広告として配信。加えて、フォロワーを増加させるための広告も同時に配信してくれる。フォーマットもテキスト、画像、動画に対応している。
また、Twitter公式アプリから簡単な設定を行えばスタートでき、興味関心カテゴリから最大5つ、もしくは都道府県から最大5つを選択して配信先を絞りこむことも可能だ。さらにスマートフォン上で効果の確認も行える上に、月額費用は9,900円となっている。
同メニューは米国にて先立って提供されていたもので、日本での提供開始の背景についてセルフサーブ広告のシニアマーケティングマネージャーを務める森田謙太郎氏は次のように語る。
「これまで提供してきたセルフサーブ型の運用型広告では、原稿の入稿や掲載枠の選定、配信期間中の細かな運用が必要でした。そのため、運用のリソースが自社で確保できず断念してしまう企業様もいらっしゃいました。
広告代理店さんに頼むという選択肢もありますが、今回のオートプロモートでは広告代理店さんにお願いしないという選択肢も増やすために提供を開始しました」(森田氏)
また森田氏は、同メニューを効果的に活用する際のポイントに関しても明らかにした。
「はじめの10ツイートでは、できる限り企業として伝えたいメッセージを入れるようにしてください。カジュアルなコミュニケーションを取る目的で『おはようございます』と送ったメッセージも、はじめの10ツイートに含まれていると配信されてしまいます。防止する方法もありますが、あらかじめ気を付けておくのがベストです」(森田氏)
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