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サイト内検索はなぜ「接客」なのか 三井不動産とZETAが取り組む大規模O2O施策の根幹に迫る

2018/02/26 11:00

続く最適な在庫連携への取り組み

 ECと店舗の連携で課題となったのは何だったのか。この点について、黒岩氏は冒頭で述べた店舗側が抱えていた二つの課題に関連付け、在庫データとの連携を指摘した。

 「ファッション店舗の在庫変動は非常に激しいのです。ネットで商品を検索した時にはあったはずの商品が、店舗に行ってないとわかるとお客様は不満に思います。店舗によってもばらつきがあるので、在庫の持ち方に加え、データ連携のやり方とスピードを改善していきたいですね」(黒岩氏)

 消費者のショールーミングにもWebルーミングにも対応できるECモールにするために、在庫データの連携は「&mall」の今後の成長の鍵を握りそうだ。欲しい商品の在庫があることを「&mall」上で正確に把握できていれば、顧客自身がどの店舗に行けばいいかがWebからわかる。

 また、来店してみて欲しい色やサイズの商品が売り切れていたとしても、他の店舗に該当する商品があれば、その場で購入して自宅へ配送するよう手配し、購入を終わらせることができる。

 「&mall」で取り扱う商品点数は多いため、連携するデータ量が多く、処理に負荷がかかるのだという。黒岩氏は、「データ連携でのページ更新頻度を増やしていきたいのですが、更新の希望は店舗によって違うので、一律に同じではなく柔軟に対応していきたいと考えています」と語った。

 さらに、黒岩氏は次のように続ける。「昨年11月のオープン以来、お客様の利用は順調に進んでいます。やりたいことはたくさんあり、まだまだ伸ばせると考えていますが、すでに他のモールと比較しても好調に推移している店舗も出てきています。店舗があってこそのECですから、ECの成長と合わせて店舗をどう伸ばすかに取り組んでいきたいです」と今後の抱負を述べた。

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