インフルエンサーの影響力をビジネスチャンスに!
ブログ・SNSからワンタップでECへ
2つ目は、「See and Shop」というソリューション。これは、インフルエンサーが有するエンゲージメントをビジネスチャンスに活用することができるものだ。具体的には、ブログやInstagram、Pinterestなどへの投稿画像からワンタップでECへ遷移させることができる。
デモでは、その場で撮影した写真を使用して、プレゼンテーターが履いているジーンズをオンラインで販売するまでのフローを実際にやって見せた。
写真をソリューションに上げると、Adobe Senseiがデータベースから自社に関連のある商品をピックアップしてくれる。販売したい商品と販売したい場所(InstagramやPinterest、ブログなど)を選択すると、それぞれの場所に適したクリエイティブの生成、投稿までを自動で行ってくれる、という仕組みだ。
ユーザーは、画像に移っているジーンズをタップするだけでECへ飛び、商品を購入することができる。写真からワンタップでECへ繋げることができるため、SNSやブログなどで影響力のあるインフルエンサーを活用することで、企業もインフルエンサー自身もビジネスチャンスの拡大を実現することができる。
配信前に動画広告の最適化を図る
3つ目に紹介するのは「Video Ad AI」だ。このソリューションにも、Adobe Senseiのインテリジェンスが使われており、広告のパフォーマンスを事前に予測することができる。デモでは、60秒の動画広告のパフォーマンスを予測するフローが実演された。
まず、担当者が測定したい動画を選ぶと、Adobe Senseiはタグ付けされた過去の類似コンテンツデータに基づいて、動画広告のパフォーマンスを予測。最高の状態を100%とし、スコアが%で表示される。
次に、効果の最大化が見込める動画の長さや構成などの編集案をAdobe Senseiがレコメンドしてくれる。担当者は、それに沿って動画広告を編集することができるため、KPIが最大となるようデータに裏付けされた動画を制作・配信することが可能になる。
