インテージテクノスフィアとNetBase Japanは、SNSのデータを活用してコーポレート・マーケティングや企業全体の事業戦略を支援する「ソーシャルインテリジェンス事業」を共同で立ち上げる検討を始めた。
インテージテクノスフィアは、データハンドリングスキルやAI×ビッグデータの効果的な活用などにより、データの新たな価値を創造し、顧客企業における「データの変革」を支えるソリューションおよびサービスを開発・提供してきた。一方NetBaseは、TwitterやFacebook、Instagramなどのデータをリアルタイムに分析することが可能なソーシャルメディアアナリティクスプラットフォーム「NETBASE」を提供している。
今回両社が検討する「ソーシャルインテリジェンス事業」では、従来のソーシャルリスニングにとどまらず、SNSのデータを核として、顧客が保有する自社データや外部データを統合することで企業と生活者のエンゲージメントを高め、様々なビジネス領域に貢献することを目指す。具体的には、生活者の「生の声」を経営戦略に生かすソーシャルデータ活用のアドバイザリーやレポーティング、データ統合活用の提案などを検討していく。なお、サービスの開始時期は10月以降とし、段階的に拡張していく予定だ。
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