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ネットで話題になるとどうなる?担当者が語るビフォーアフター

あなたはもう食べた?タカラトミーアーツ『究極のTKG』が仕込みゼロ&商品力だけで話題になったワケ

芸能人や人気YouTuberも!自然に話題化した経緯

――御社からネット向けに特に仕掛けたことなどはありますか?

五島:実は弊社の方からは、大きな仕掛けというのは行っておりません。きっかけとして『究極のTKG』のプレスリリースがWeb媒体さんに取り上げられ、そこからのSNS拡散というのが話題化のきっかけだったと考えております。

 『究極のTKG』を使うと、今までなかった泡状の「卵かけご飯」ができるということで、それをみた一般消費者の方たちに「私もやってみたい!」「これはSNS映えしそう!」と興味を引けたことが、話題になった大きな要因だと思います。

――芸能人の吉木りささんによるコメントや人気YouTuberによるレビュー動画などは、自然発生的なものなんですね?

芸能人の吉木りささん、自力で『究極のTKG』を作る……!

五島:弊社としては、商品力による情報拡散を狙っていましたので、SNSやYouTubeへの広告やスポンサード等の動きは特にしておりません。人気のYouTuberの方をはじめ、多くの方々が商品を使ってコンセプトに共感して頂き、自発的に周りの方々に紹介していただけたことに感謝しております。

――『究極のTKG』はどういった層にウケているのでしょうか?

五島:ネット等では20代を中心とした方々に興味を持って頂きましたが、実際の購入者に関しては、ファミリー層(親子)がメインとなっております。『究極のTKG』が一家に一台までの存在になってくれたらと思っています。

――『究極のTKG』が話題になった後、どういった変化がありましたか?

五島:『究極のTKG』の情報が話題になった際、ネットショップの予約販売の在庫がほぼ完売となり、入手するには店頭販売を待つしかないという状況になりました。通常なかなか行わない再生産を2度も行うほどご好評をいただきました。

――御社もツイッターなどで一般消費者と積極的にコミュニケーションをとられていますが、『究極のTKG』に対する具体的なリクエストなどはどういったものがありますか?

五島:多くの人に使っていただき、そのほとんどが共感していただけた温かいコメントばかりですが、一番多いのは『究極のTKG』以外での商品化の期待が多いです。基本的には『テーブルテーマパーク』と言うコンセプトがあり、「食べる」と言う行為を、もっと、『楽しく、美味しく、おもしろく!』する為の商品シリーズとなりますの。そのコンセプトを元に今後もシリーズ展開していく予定ですので、楽しみにしていてください。

ツイッターでは『究極のTKG』を使ったアレンジレシピの提案も

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ネットでバズるために欠かせない要素とは?

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6PAC(シックスパック)

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2018/07/03 08:00 https://markezine.jp/article/detail/28723

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