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第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

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定期誌『MarkeZine』デジタルクリエイティブの作法

デジタルの「ヒーロー」とクライアントの「イメージ」を見定める

 今広告業界では、4マス広告の展開だけではなく、デジタルで消費者に強く印象付け、態度や行動変容を促すデジタルクリエイティブの活用が注目されている。そんなデジタルクリエイティブの制作や、効果を出すためのポイントはなんだろうか。グローバルで最大規模の広告賞「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」の審査員を務めるクリエイター・博報堂ケトルディレクター畑中翔太氏に聞いた。

※本記事は、2018年10月25日刊行の定期誌『MarkeZine』34号に掲載したものです。

デジタルの「ヒーロー」を発見することが鍵

株式会社博報堂 ケトルディレクター 畑中翔太氏
2008年博報堂入社。2012年から博報堂ケトルに参加。見たことのないアイデアと現場を好み、「こんなやり方があったか」と言われるような型のないプランニングで、人の行動をデザインする。Cannes Lions、Oneshow、CLIO、D&AD、ADC、ACCなど、これまでに6つのグランプリを含む国内外100を越えるアワードを受賞。Cannes Lions2018Direct部門審査員。

――畑中さんは広告クリエイティブの世界で多くの実績をお持ちですが、特に昨今のデジタルクリエイティブの企画制作において、以前と比べて重視していることや求められているものに「違い」や「変化」を感じることはありますか?

 今の時代はデジタルのテクノロジーだけで“輪”を作ることが難しくなっていると感じます。SNSのキャンペーンとかAIとか、手段もテクノロジーもいろいろあるのは事実ですが、それだけでは印象に残るデジタル体験にはなりません。非常に大掛かりで目を見張るようなデジタルアートなどであれば別でしょうけど、テクノロジーやメディア主導だけで、社会に輪を作っていくのは難しいと感じています。

――デジタル上でクリエイティブを制作する場合、どういう要素が必要になるのでしょうか。

 デジタル領域における「ヒーロー」をきちんと知っておくことが必要かなと思っています。すべてに当てはまるわけではないでしょうが、最近、デジタル領域に強い「ヒーロー」のような人がいると感じているんです。だからマス広告で人気のタレントをアサインするのと同じように、そういうヒーローを知って、目的に応じてアサインすることが重要だと考えています。

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この記事の著者

岩崎 史絵(イワサキ シエ)

リックテレコム、アットマーク・アイティ(現ITmedia)の編集記者を経てフリーに。最近はマーケティング分野の取材・執筆のほか、一般企業のオウンドメディア企画・編集やPR/広報支援なども行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2018/10/25 15:30 https://markezine.jp/article/detail/29461

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