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デジタル施策で得られる売上高を自動シミュレーション!トレンダーズ、「ブランドダッシュボード」を開発

 トレンダーズは、PR・インフルエンサー・タイアップ記事などのデジタルブランディング施策の効果指標を統一化し、認知・購買へのファネル転換率から売り上げをシミュレーションする統合マーケティングツール「ブランドダッシュボード」を開発、運用を開始した。

 生活者の情報接点のデジタルシフトにともない、企業のブランディング広告においてデジタル施策は欠かせないものとなっている。一方でPR施策は露出記事数や広告費換算値、インフルエンサー施策はフォロワー数など、各施策の効果指標が不統一であること、また、施策の効果指標から認知・購買への転換率の算出が困難であることから、売り上げのシミュレーションが立てられずPDCAが回せないという課題が顕在化している。

 このような背景を踏まえ、同社ではデジタル領域におけるPR・インフルエンサー施策の効果指標を、過去実績と統計分析、インフルエンサーのアカウント分析から導き出した独自の手法により算出。これらを表示回数(インプレッション・imp)に転換することで、広告指標との統一化を図っている。

 また、施策ごとに過去実績を分析し、imp数から認知獲得数の転換率を設定。ここに400を超えるブランドの認知率・購買率に関するパネル調査(※20~40代の男女2,000名に対して同社が実施したインターネット調査)から導き出した、商材カテゴリー別の認知から購買への転換率を掛け合わせることで、マーケティング施策を実施することで得られる売上高のシミュレーション算出が可能となる。

 同社はこれらの独自指標・転換率をもとに、ブランドダッシュボードを開発。ブランドダッシュボードでは、マーケティング施策のアロケーションや商材カテゴリーを入力することで、認知や売り上げのシミュレーションを自動算出することができる。また商材カテゴリーや年齢性別による認知率・購買率分析も可能だ。

「ブランドダッシュボード」
「ブランドダッシュボード」

 同社は今後も施策ごとに分析・検証し、ブランドパネル調査のパネル数および商材カテゴリーを増加していくことで、各転換率とシミュレーション精度を高めていく。

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MarkeZine(マーケジン)
2018/11/12 15:00 https://markezine.jp/article/detail/29714

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