運送業界向け車両売買プラットフォーム「トラッカーズ」を運営するAzoop(アズープ)は、ジャフコとマネックスベンチャーズから合計4.5億円の第三者割当増資による資金調達を実施した。
「トラッカーズ」は、2018年1月にサービスリリースし、2019年2月末現在で利用企業数は500社を超えた。今回の資金調達により、「トラッカーズ」の更なる機能拡充と、新規サービスの開発に向けた事業基盤の強化を図る予定。
運送業界は市場規模が15兆円あり、ECの発展により年間配達数が3億個増加。一方で、労働力不足や輸送効率の悪化が課題になっている。「トラッカーズ」は、運送会社が保有するトラックやフォークリフトなどの車両資産を効率的に売買できるサービスで、効率性重視の経営を求められる運送会社を顧客としている。具体的には、従来の複数業者に相見積もりを取るというプロセスを効率化して売買の仕組みを一元化することで、適正価格での車両売買を仲介する。
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