MAツール活用&新サービス実行の推進者を募集
――スターバックスさんのCRM部では、具体的にどのような人材を必要としているのでしょうか。
清水:まずはCRM施策として、MAツールの導入・活用を進めてくれる担当者を探しています。
先ほどからお伝えしている通り、スターバックスの強みは、お客様に感動していただける豊かな店舗体験です。今までもその店舗体験を基点としたマーケティング活動を行ってきましたし、これからもその点を強化していこうと考えています。
そのためにはスターバックスらしいアプローチや表現で、One to Oneマーケティングに取り組む必要があります。お客様の好みや特性を分析したレコメンドにも、挑戦していかなければいけません。
檜垣:人材採用をサポートする立場からお話しすると、導入・推進期のMAツール担当者というポジションは、様々なMAツールに精通していて、各ツールの強みや、置かれた状況に対してツールをどのように使うべきかを理解している方が良さそうです。
清水:そうですね。皆さんご存知のようにツールごとにかなり特性がありますし、導入するだけでなく使いこなせるということがとても重要です。
コンビニエンスストアやスーパーマーケットなど、来店頻度の高い小売業界で単価の高くない商品を扱ってきた方や、MAツールを使って大量のデータやトランザクションをハンドリングし、キャンペーンなどの施策に取り組んできたという方は、すぐに中心的な存在としてご活躍いただけると思います。
また、マーケティング支援会社で複数のMAツールを扱ったことのある方や、MAツールを活用してCRMを牽引してきた管理者クラスの方もフィットするのではないでしょうか。
――これまでの経験を活かすことができるチャレンジングな場が用意されているのですね。
清水:その通りです。もう一つ募集しているのは、プロジェクトマネージャーのポジションです。これからも「Mobile Order & Pay」のような、デジタルと店舗を融合させたサービスを続々とリリースしていく予定です。
そこで新しいビジネスモデルを考えてプロジェクト化し、実行に移してきた推進力のある方を求めています。企画だけでなく、収益を算出して採算が合うかシミュレーションし、実行、運用までを手掛けていただきます。事業会社の最前線でプロジェクトマネージャーや新規サービスの企画・導入を担ってきた方に、ご活躍いただけると思います。
檜垣:大手飲食チェーンなどでデジタルとリアルを融合させた新規ビジネスの企画・導入経験のある方などが適任のポジションです。
どちらのポジションも、スターバックスのまったく新しい店舗体験を作っていく、またとないタイミングに立ち会うことができます。その点に魅力を感じ、挑戦してみたいというマーケターにとっては、絶好の機会になるのではないでしょうか。
体験・ストーリー重視のデジタル施策にチャレンジできる
――近年、業種・業界を問わず様々な企業がデジタルマーケター向けのポジションを用意しています。スターバックスさんだからこそ経験できることや、仕事の魅力について教えていただけますか。
清水:体験価値を高める様々なアプローチにチャレンジする経験が積めるでしょう。当社ではディスカウントや価格で勝負するキャンペーンではなく、お客様に新しい体験や付加価値を提供し、ストーリーを伝えることを常に意識しています。
檜垣:小売業の中でも、スターバックスは他社とは一線を画すブランドです。現状のブランドを維持しながら、さらにブランドイメージをリフトアップさせるCRM施策やキャンペーンを企画・実行できる醍醐味があります。
また、清水さんからもお話があったように、スターバックスでの仕事はデジタルやデータだけを見ていればいいわけではなく、常に店舗が基点です。そのため私たちも、転職を希望されるマーケターに対して「スターバックスがなぜデジタル施策に力を入れているのか」を丁寧に伝えるようにしています。
――転職の際には、スキルだけでなく社風やカルチャーにもフィットするかどうか、面接などを通じてすり合わせていくことになると思います。スターバックスさんは、どのような点を重視されていますか。
清水:最も重視しているのは、当社のミッション&バリューにフィットするかどうかです。私たちは店頭で働くメンバーから本部の社員まで、全員がこのミッション&バリューを体現すべく行動しています。それがコアなカルチャーとして全社に浸透しているのです。
いまやスターバックスは全国で約1,400店舗を展開し、外から見たら大企業に見えるかもしれません。しかし、実際は個々人がオーナーシップをもって仕事に取り組むプロフェッショナル集団です。今まで経験したことのない業務に果敢に取り組みたい、自分も会社も成長させたいという気概をもっていらっしゃる方を歓迎しています。スピード感が早く、変化の大きい環境を楽しめる方と働きたいですね。
とはいえスタンドプレーを求めているわけではなく、チームでプロジェクトを成し遂げることに喜びを感じる方、和を大切にする方が私たちのカルチャーに合うでしょう。面接に来ていただく方とは、こうした点を確認することを大切にしています。
檜垣:面接では採用する側とされる側、双方の希望をすり合わせることが重要です。転職を希望される方は、これまでの経験と、これから積んでいきたいキャリア、その両面を臆せずアピールして欲しいと考えています。
クリーク・アンド・リバー社では、スターバックス コーヒー ジャパンへの応募も含め、デジタルマーケターの転職・キャリア相談を積極的に受け付けています! 詳細はこちら