Bridgeの活用を通じてMAのノウハウを吸収
――Bridgeでは、これまでお話しいただいた方法をどのように実現しているのでしょうか。
安藤:ホットリードの抽出機能については、配信したメールを横断して開封した人やクリックした人をユニークユーザーベースで期間や頻度といった条件で絞り込めます。
たとえば「1ヵ月以内に配信したメールを開封した人」を抽出できます。このようにしてリードの可視化ができますし、抽出した顧客に対してステータスを付与できるので、コールドリードだった人がメールを開封したのでステータスをホットリードに変更するといったことが可能です。
トリガーメール機能については、メールからサイトのリンクをクリックした人にCookieが付与され、その人がタグを埋め込まれたページを見ると「今◯◯さんが来ましたよ」という通知が営業担当者やリード管理者側に伝わる仕組みになっています。そのタイミングでメールを自動配信することも可能です。温度感が上がっているお客様のタイミングを逃さずに、営業からのアプローチやメール配信ができるようになります。
――それらは兼任の担当者にも手軽に使えるのでしょうか。
安藤:ベースとなる配配メールの特長であるユーザーフレンドリーな操作画面を踏襲したうえで機能を作りこんでいますので、非常に簡単に設定できます。万が一設定でつまずいたとしても、カスタマーサクセス部隊がバックアップします。また、もう一つの課題であるコストについても、一般的なBtoB企業であれば年間70~80万円ほどで導入することが可能となっています。
BridgeはMAへの架け橋に
――ホットリード抽出やトリガーメール配信というのは、MAにおけるコア機能です。
安藤:はい。今まではMAに移行して初めてホットリード抽出やトリガーメール機能を知るという方が多かったので、何をしていいかがわからないことも多かったかと思います。
Bridgeは、これらMAの基本を実践して基礎知識を身につけることができるサービスだといえます。基本を理解できれば、本格的なMAに移行してもスムーズに移行できるはずです。Bridgeで自社の勝ちパターンを見つけた状態でMAに行くという、いわば練習台のようなものです。その次の段階として、MAで大きく投資するということをできるようにしていきます。
――まさに勝ちパターンの構築・定着にうってつけのサービスだということですね。
安藤:MAはメール配信の延長線上にあるものですが、MAに移行して使いこなせなかったという今までの状況は、我々メール配信サービスベンダーにも責任があったと思っています。我々はメールマーケティングという分野でしっかり責任を果たして、業界全体としてマーケティングを盛り上げていきたいです。