リーダーとの絆に感動。全国にコミュニティを作りたい
――どんなときに、仕事の手応えを感じますか。
コミュニティとの絆を感じるときです。今年の7月に、マジカチの全国イベントをfreeeで行い、全国から約100人の方々が集まってくださいました。そこで、各地のリーダーが協力して、私たちに内緒でクッションを作り、プレゼントしてくださったんです。「ここまでの絆が生まれたんだ」と、とても嬉しかったですね。いつもクッションを抱きしめながら、仕事をしています(笑)。
証券会社時代、お客様との接点は、電話か実際にお会いする方法が中心でした。今は、チャットやオンライン会議など、全国どこにいてもすぐにコミュニケーションがとれる環境です。便利ではありますが、無機質にならないように、いただいたご連絡にはすぐにレスポンスを返すことを心がけています。答えられることにはすぐに対応したいですし、時間がないときも、あとで返事をしますと一報は入れていますね。私の存在を感じていただき、熱意を持って取り組んでいることを伝えたいんです。
――最後に、今後の展望を教えてください。
大企業からベンチャーに転職したのは、私にとって大きなターニングポイントでした。営業のキャリアを伸ばすつもりでしたから、マーケターとなり、コミュニティマーケティングに関わることも予想していない展開です。しかし、とてもやりがいがあり、大好きな仕事に巡り会えたと感じています。
最近は、社外のコミュニティマネージャーにお会いする機会も増え、積極的に情報交換をしているところです。コミュニティ運営の参考になるエッセンスを聞くと、すぐに取り入れています。たとえば、コミュニティのリーダーにプレゼントしているTシャツには、マジカチのロゴが刺繍されています。一般的にはプリントが多いと思いますが、サイボウズのコミュニティマネージャーからアイデアをいただきました。リーダーからも、とても喜ばれていますね。
今のマジカチは、主に会計士や税理士のお客様を中心としたコミュニティですが、freeeには様々なお客様がいらっしゃいます。今後はさらにコミュニティの種類を増やし、freeeのすべてのお客様が交流し合えるような場を作りたいと考えています。まずは、全国47都道府県すべてにマジカチのコミュニティを作りたいですね。
