4月5日、ベンチャーキャピタルのW venturesは、クリエイティブファームTHE GUILDと業務提携。投資先が開発・提供するプロダクト向けにUI/UX改善支援を開始した。
W venturesは、エンターテインメント・スポーツ・ライフスタイル分野を中心とした、シードおよびアーリー期のBtoC/BtoBtoC事業スタートアップ対象の独立系ベンチャーキャピタル。これまでも、投資活動に加えて、経営チーム作りとプロダクト運営のサポートを目的とした勉強会といった投資先への支援を行なってきた。
今回のTHE GUILDとの業務提携によって、投資先各社は月2回にわたり、1回あたり2時間ほどプロダクトのリニューアルなども含めた、UI/UXに関するコンサルティングを受けることができる。
THE GUILDは多様な専門性・高い自律性をもったメンバーが所属するギルド型のクリエイティブファーム。UXデザインをはじめとして、ブランディング、グロース支援、ソフトウェア開発など多岐にわたる業務を提供している。
今回の提携についてTHE GUILD 代表取締役 深津貴之氏は次のように述べる。
「スタートアップ業界が成熟するほど、デザインやサービス設計の重要性が増しています。また近年、ビジネス、テクノロジー、クリエイティヴの距離が縮まり、緊密な相互連携が求められるようになりました。様々な横断的なプロジェクトをお手伝いしてきた経験から、スタートアップが初期に直面するもろもろの設計上課題を解決するお手伝いをしていければと思います。」
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