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公式YouTubeチャンネル活用最前線

今こそ公式YouTube運用を!企業が注目する理由と今後の可能性


 昨今、様々なソーシャルメディア、プラットフォームの登場により、企業が選択できるタッチポイントは多様化してきました。的確なタッチポイントの設定は、今後企業がプロモーション、マーケティング活動を行っていく上で重要な戦略の一つです。その中でも本連載は公式YouTubeチャンネル運用に焦点を当て、全5回にわたって紹介します。第1回は、なぜ今YouTubeの活用が注目されつつあるのか、いくつかのポイントとともにご説明いたします。

コロナ禍におけるユーザー動向の変化

 ニューノーマル時代の到来により消費者の購買行動は大きく変化し、マーケティングの方法を変えた企業も多くあるかと思います。家での滞在時間が増えたことで、消費者のソーシャルメディア、プラットフォームの活用方法にも変化がありました。

 ソーシャルメディアの利用率は上昇していますが、中でもYouTubeの利用者が増えています。Googleが実施したアンケート調査では、YouTubeの利用が増えたと回答した人は73%と、他のオンラインプラットフォームの3倍以上と言われています。

Think with Google:「月間6,500万ユーザーを超えた YouTube、2020年の国内利用実態」より引用

 YouTubeの利用者数増加のみならず、YouTubeの視聴時間に関しても上昇傾向にあります。こうした、今までYouTubeを利用しなかった層がYouTubeの視聴層として加わったうえ、生活の一部として浸透しています。アフターコロナでYouTubeの利用者がいきなり減ることは考えづらく、引き続きユーザー数は増加していくと予想されます。

YouTubeは他のSNSと比べ、幅広い年齢層へのリーチが可能

 注目度がますます高まっているYouTubeを他のSNSと比較してみましょう。

 総務省の調べによると、Twitterの主な利用者の年齢層は、10代から20代が中心となっています。10代から20代の利用率は70%を超えているものの、30代からは30%台にまで下がり、60代では5%以下となっています。月間のアクティブユーザーは4,500万人です。

 Instagramはさらに中高年の利用率は下がり、50代は14%、60代は4%が利用しています。月間のアクティブユーザーは2,900万人です。

 一方YouTubeは、日本国内では6,500万人以上が使用しているプラットフォームです。10代から20代の利用率は90%を超えており、30代から40代の利用率は80%、50代は64%、60代は32%と幅広い年齢層に利用されていることがわかります。

 世代別のYouTube認知率、利用率を見ると、認知率はどの世代でも9割を超えています。また、10代から40代の利用率は7割から8割、60代から70代でも5割の人がYouTubeを利用しています。

 マーケティングにおける活用にあたっても、一度の動画プロモーションによる幅広い年齢層へのリーチを狙うには、YouTubeが適切なプラットフォームの一つであると言えます。

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この記事の著者

佐藤 美咲(サトウ ミサキ)

 AnyMind Japan株式会社。Creator Growth事業部 Deputy Head。 2016年にAnyMindに入社し、タイ支社にてWeb向けの収益化支援を担当。2019年に日本に帰国し、YouTube事業部の立ち上げを行う。2021年より、東南アジア7拠点のYouTube関連事業の...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2021/08/26 13:49 https://markezine.jp/article/detail/36960

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